【完全図解】withコロナ時代の雇用、給料、働き方はこう変わる
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【Afterコロナの働き方】
大きく7つの変化が語られているが、特にインパクトが大きいと個人的に思ったことを2つにまとめると…
①個人と企業の関係が希薄化する。
・伝統的な日本企業は社員と親子のような家族愛を伴う関係を築いていたが、これからは職種別・プロジェクト別のスキルセットもしくは目標の達成度(結果)による採用・評価になる。
・企業は(個人もだが)、時代の加速し続ける変化に対応するために、事業や組織を売却したりレイオフすることも選択肢として持てる関係性を社員と作り出す。
→個人としては、戦略的かつ主体的に自分を成長させるために知識と経験を持続的に獲得し、それを社会に見える化するセルフブランディングをする必要がある。
②オンラインにかける時間が増えることで、オフラインでの深い人間関係構築にかける時間が減る。
・リモートワークの促進によって目的のあるコミュニケーションは効率的に行われるようになるが、親しみや仲間意識を深める何気ない雑談などが限りなく少なくなりコミュニティに愛着が持ちにくくなる。結果、孤独を感じやすくなる。
・端的かつ論理的なコミュニケーションを積極的に行える人は評価されやすいが、感性タイプの会話や受け身のコミュニケーションになりがちな人は評価されにくくなる。
→コミュニティで存在感を発揮するためには、業務を滞りなく進めることだけではなく、人間関係構築のための時間も意識的に取っていくことが必要。話を端的に話すのが苦手な人は、資料を用意するなど、補う工夫が必要になる。
つまり、コロナを通して、人と人、個人と企業の関係が(物理的にも)離れたものになっていく。愛着あるコミュニティに貢献することが幸せに感じる人にとっては、幸せを感じにくくなる社会になるかもしれない。つまり、生き抜くために環境に適応した結果が幸福に繋がっているとは限らないのだ。
これからの時代はこれまで以上に、血の通った温かみのある関係性を個人と個人、個人とコミュニティでいかに形成していくかが大きなテーマになると確信している。それを手助けできる社会事業をできたらやりがいもあり楽しそうだと心から思う。
注目のコメント
新型コロナウイルス感染拡大による仕事内容や働き方の変化に、戸惑っている方は多いのではないでしょうか。雇用は保障されるのか、給料は下がらないか、会社都合で休業する場合、手当は出るのかーー。不安を抱えている方も多いと思います。
実際、使用者と雇用者が、手当の支給などをめぐり、争うことになる可能性は増えると予測されます。今、お勤めの業界や会社の先行きに希望が持てず、転職を意識されてる方もいらっしゃるかもしれません。
そこで、本稿では新型コロナウイルスによる雇用への影響の予測や、その対策についてのヒントを提示してゆきます。
また、「日本の社会や働く人の性格を変えるほどのインパクトがある」と語る識者もいるほど大きなパラダイムシフトになるであろう、withコロナ、afterコロナの仕事や働き方について、識者とともに、豊富なグラフィックで解説しています。
明日以降の本特集では、職種ごとのwithコロナ、afterコロナの変化とサバイバル戦略、不安とうまく付き合う方法などについても、ご紹介する予定です。私はネスレ日本のCEOを退任後、DXを中心としたコンサルタント会社を設立し、スタートアップ企業を含めて7社のクライアントと仕事をしている。デジタルマーケティング企業やスタートアップ企業は、既にこの記事にある7つの大変化が取り込まれている。むしろヤバイのは、古典的な日本の経済団体に名を連ねる大企業だ!低い生産性にやたらに多いホワイトカラー社員。Zoomやハングアウトミートも使えないリモートワークゼロ集団。就業時間に応じた労働賃金制、etc。今回の新型コロナ問題は、日本が新興国モデルからやっと本当の資本主義先進国家へ変換することを後押ししてくれるだろう。
コロナ後。
1. 業界再編は勿論、「業界間ビジネス移転」が進み、社会構造が大変化。
2. テレワークの急速な拡大により、「出勤する仕事」か、「結果を出す仕事」に転換し、ホワイトカラーが大幅削減。
3. ビジネスの人の移動が減り、運輸関係の事業規模が縮小。
4. 在宅時間の増大により、宅配需要が拡大。
など、大きく社会構造が変化し、働き方改革が進まない企業は、人材の採用、効率化に取り残され淘汰される可能性があると思います。
コロナ、頑張って乗り切りましょう❗️