イチローの教え。
コメント
注目のコメント
よく、「君はプレイヤーのままで終わりたいのか?経営者になりたくないのか?」という言葉を上司や人事によくかけられたが、この記事を読むと監督ではなくプレイヤーでもリーダーとして人を引っ張っていけることがよくわかる。
伝えようとする、それはその人の主観であって相手はどう考えているか分からない。
教えたい、伝えたい、それは時として人を困らせる。
人は自分から知りたいと思ったことしか身に付かない。
であれば自分はいつ、何時、誰から聞かれても答えられるような準備をしておく、それが自分にできることだと思う。スタジアムを揺るがす歓声の中、ゆっくりと打席へ向かう足取りで。
すべての雑念を振り払うように、まっすぐバットの先を見つめる眼差しで。
そして大記録達成の次の打席も、普段通り全力で一塁へと走る背中で。
イチローは幾千の言葉より多くのことを、私たちに教えてくれました。
イチローはよく、「何かを伝えようとすればするほど、人の心には残らない」と言っていました。
言葉ではなく、何かをすることで結果的にそれがメッセージとして伝わる、ということにこだわってきたからです。
第1回WBCのアメリカ戦で、全てをかけた第1打席。また、アメリカでインストラクターとして野球を教える立場として。
彼の貫いてきたスタンスは、様々なところで垣間見ることができます。
グラウンドを去ってから1年―。
彼を長年追い続けてきたベースボールジャーナリストの石田雄太さんが、「イチローの教え」について寄稿しています。
学生野球の指導、草野球の挑戦など、引退した今でもイチローの動向から目が離せません。