東京、新たに143人感染 軽症者は7日からホテルへ
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感染の拡大に伴い、多くの病院が「新規外来患者のお断り」、「緊急手術以外の手術の停止」、「救急車の受け入れ制限」などの対応を行っていることで、必要な人が必要な医療を受けられない状況が日に日に増えてきています。特に、救急医療体制の崩壊は深刻です。
病床数確保のために、回復して入院治療が必要ない患者は退院させる、軽症者は自宅待機やホテルなどで療養させる、といった対策を今すぐに行わないと、取り返しのつかない状況になってしまいます。
忽那先生のこちらの記事に感染症指定医療機関の窮状が書かれています。
https://newspicks.com/news/4792437
『本来、入院の上で隔離が必要な方も受け入れ先が見つからないために自宅待機を余儀なくされています。こうした方々の多くは軽症者ですので医療を必要としていませんが、一部の方は呼吸状態が悪化して酸素投与などの医療行為が必要になります。この場合、受け入れ先の病院を急遽探すことになりますが、感染症指定病床はどこも満床の状態であり、入院を断られることがしばしばです。先日呼吸状態が悪化して当院にいらっしゃった患者さんは、当院に来るまでに25の医療機関に断られたとのことでした。』これを非常事態と呼ばないなら何を非常事態と言うのでしょう。
非常事態宣言には大した意味がないという識者の話も分かりますが、伝家の宝刀も使い所を間違えればただの鈍刀です。
無い物ねだりせずに今ある法律と、予算と人をフル動員し、これ以上の感染拡大を防ぐのが先決でしょう。内訳はわかりません。
しかしながら、大学病院などのCOVID-19の入院患者を受け入れているような病院では、院内感染が発生してきています。もちろん感染対策は気をつけていますが、はじめはCOVID-19とは思わなかった患者が後から感染がわかり、院内感染が起きているという事例も出ています。
また、NYの救急では急変患者はみんなCOVID-19と思って対応しなければならない状況とのことで、それと同じような状況が都内で起きると医療資源が足りません。
今までは数少ない感染患者をしっかり見極めていく体制だったと思いますが、そのうちに誰もが感染しているとして対応しなくてはいけない状況がくるかもしれません。
もちろんみんなが重症化するわけではなく、ほとんどは軽症で終わるので、自分が感染しているかもしれないとして、外出自粛を心がけて三密を避けて行動しましょう。