イタリア支援でEUにくさびを打ち込んだ中国
東洋経済オンライン
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欧州が混乱を極める中、間隙を縫うように中国が欧州にくさびを打ち込んでいます。イタリアをG7初の一帯一路構想参加国であり、中国が最もくみしやすい国です。マスク外交と侮ることなかれ。中長期的な地政学リスクを展望する上で大事なニュースと感じられました。
確かにいち早くコロナを克服した中国はこのまま第二波も防ぎきれるなら、コロナとシェール崩壊とのダブルパンチで国力が落ちそうなアメリカを尻目に、世界での影響力を増しそうですね。金以上の価値をもちそうなマスクや人工呼吸器などを誰に渡すのかはかなり政策的に使えてしまうので
イタリア国内では徹底した緊縮政策が、今回の医療崩壊の原因と考えている節がある。
その状況で中国からの多大な支援があれば、国民感情も変わってくる。
コロナが去った後に、反EU、反ユーロ、反緊縮がもっと強くなるのは確実だろう。
通貨を統一し、国境を無くしても、共同体になることは出来ないとはっきりした。