事業再生でコンサルやPEファンドがやっていることをドラゴンボールで解説する
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注目のコメント
これめちゃ分かりやすい。その分野に従事されてる方の中には不愉快に思われるかもしれませんが。
会社を潰したことがある自分としては、凄く腑に落ちる話だったりします。
失敗するって恥ずかしいですよ、本当に。
辛いですよ、マジで。
生きてる価値なんかないと思っちゃいますよ。
でも僕は生きてて良かったし、あの失敗を忘れてはならぬと思っています。そこから学べることは本当にたくさんあるから、向き合って(これが本当に難しいし辛い)活かしていくしかないのです。
キャッシュ面での止血して体力を回復することが可能であれば、普通のやり方での再生は可能ですが、その場合でも問題は借金があるかないかです。(もっと言うと期限の利益を逸してるかどうか)
そして個人的な仁義をどうするかという問題もとても重要。
あとやはり借金の保証人かどうかというのも重要になってきます。
中には白馬の騎士然とした悪魔もいるので、本当に注意しないといけないのですが、こうなってる時に冷静な判断はなかなかつかないし、何とかこの事業を残さないとダメなんだって思ってしまっているので、記事の中にあるベジータのような判断が出来ることは難しいでしょう。
でも後で考えた時に、その事業が本当に世の中に必要だったのか、そしてあそこで踏ん張ったことで救われた人はいたのだろうかと考えると、何とも言えない気持ちに自分はなります。
極限の精神状態になることでスーパーサイヤ人化する人もいるかもしれませんが、大抵の人はサイヤ人ですらないのです。
火事場の馬鹿力って言葉がありますが、力は出る(いくらでも寝ないで仕事できたりとか)んですけど、良い知恵はそれで出てくるものではありません。
何よりも大切なのは、事業を生き残らせることよりも、自分自身を生き残らせることです。
こういう苦境の時に、僕は自分自身をまず大切に考えてもらいたいなぁと思います。
それは家族の生活や色んな人にも影響を与えることだから。
そうなってる人への応援ももちろんするけど、ダメになっても自分はサポートしていきたいなって思います。
その瞬間は逃げちゃってもいいから、いつかちゃんとごめんなさいって謝ることを忘れずにいれば、必ずまた日の当たるところに出られますから。数値感度に対する耐性・適性は無視できないので、一括りに「事業再生」に関与すると言っても、1円単位の試算を肝とするFAS系と、ビッグピクチャーを描いてステークホルダーをまとめるPEファンド系のどちらに適性があるかは重要かも。
いずれにしても、相互の深い背景知識は必要とされるので、どの方面から関与するにしても激務必至。特に現場で手を動かすポジションであれば、体力的に30歳前後を過ぎると厳しくなってくる。
あとは、事業再生と企業再生の話に通じるけど、「再生屋」の感覚としてはゾンビ企業を延命させることは違うというのが大勢で、2009年のモラトリアム法の時はかなりテンションが下がりました。
2010年代後半は再生屋が前面に出るケースが比較的減ってきた印象ですが、今年以降再び暗躍の機会が増えるのでしょう。凄く分かりやすい! 特にChapter 11=神龍の例え話に共感。
ドラゴンボールもある意味死ぬ前提で物語が出来ているので、
今回のゴールドジムの件も、日本人が言う「倒産」よりもカジュアル。