【1分解説】Slack最新決算から読み解く「対マイクロソフト」戦略
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注目のコメント
Office使っている大企業にとって、決められた範囲での人とツールでの利用を前提とすれば Teams 一択だと思います。
しかし、Slackの強みは、オープンな思想自体だと思います。いろんなツールと組み合わせられるし、クラウドソーシングで外部とのやり取りも細かいところで使い良いです。
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今後強化していく機能として「共有チャンネル」を3つ以上の企業で使えるようにすることを挙げた。
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こういうのとか↑
Microsoftが開発できないとは思いませんが、思想はなかなか変えられないものです。
今のDAUに差がつくのは、積み上げてきた歴史が違うんで、そりゃそうだと思います。日本でSlackって名前を聞いたことある人の方が少ないでしょうし。
しかし、今時点でSlackの優位性が脅かされてるとは思いません。
まだ市場開拓期ですから、DAUの差をあけられたくはないでしょうが、浸透した後にシェアがどう動いていくかを踏まえて、差を出していくのだろうと推察してます。エンタープライズのマーケットだと、まだまだ保守的な考え方になるところが多いはず。
その意味ではマイクロソフトやGoogleを利用しているケースが、過半数超えるのではないだろうか?
Slackの良さは、オープン化による他のサービスとの連携の良さだったり、開発のスピード感だったりします。
これって多分そういうものが馴染む文化なのかどうか次第。
リモートワークの進展で、わざわざシンクライアントにしてVPNで繋いでデスクトップに入って、なんてことをやっていると生産性が落ちかねない。
もしかしたらこの状況は企業文化を変えるという大きな流れを生むかもしれませんね。NewsPicksでもその思想と便利な使い方について解説してきたSlackの、最新の通期決算をコンパクトにまとめています。
Slackの行く手を阻むのがマイクロソフトの「Teams」。決算コメントでも、バターフィールドCEOは何度もTeamsを名前を出してSlackの優位性をアピールしていました。
数字の指標の他に、今後追加していきたい機能などへの言及もあり、価格面で不利なSlackは、サービス面のさらなる充実が必至。今年は勝負の1年になりそうです。