【教養】不安な時代を生き抜くために「推論力」を鍛えよう
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VUCA=不確実性の高い現代社会において、「推論力」の必要性を唱え身につけ方を解説する本の記事。帰納法、演繹法はよく見るがアブダクションは勉強不足であった。アブダクションの具体例は、たとえば朝起きたら庭が濡れていた場合、”夜に雨が降った”、”散水をした”、”霜が降りた”など考えられる中で、最も合理的な理由を探すもの。
推論力:未知の事柄に対して筋道を立てて推測し、論理的に妥当な結論を導き出す力
以下3つの具体的な推論法
帰納法:複数の事実から共通点を発見して結論を導き出す推論法
演繹法:前提となるルールに物事を当てはめて、結論を出す推論法
アブダクション:「起こった現象」に対して「法則」を当てはめ、起こった現象をうまく説明できる仮説を導き出す推論法
注目のコメント
思考の基本だと思いますが。
帰納法と演繹法の使い分けはとても大事だと思う。
20年前にマーケティングリサーチの
イロハを教えていただいた大先輩の言葉を思い出します。
調査票を作る時点で、分析レポートとプレゼンと
クライアントビジネスへの寄与がある程度
イメージできてないとダメだし、
逆に分析レポートを見たら調査票の意図や
クライアント課題と対策方法が「推論」できないと素人。
いわんやいきなり多変量解析の手法を考えるなんて愚策。
集計表ひたすら読み込んで言葉が出てくるまで
演繹アプローチで徹底的に分析しなさい。
とても丁寧に教えていただきました。
心から感謝致します。私自身は帰納法やアブダクション(この言い方を初めて知った)が好みで、はなから演繹法で語る相手の前提を疑いたくなってしまうタイプです。
思考の整理の仕方の違いなんですが物事への向き合い方、視点の違いゆえそこから合う合わないに発展しがちで難しい。
自分も演繹法、アブダクションの思考法を鍛えることで、
いま合わないと思い込んでいる相手を理解し尊重できるようにならなくては。推論には3つの方法がある。帰納法・演繹法・アブダクション。
帰納法と演繹法は、現象から結論を出す。対して、アブダクションは、結論から仮説を立て新たな結論を出す。これらの使い分け、組合せによって分析の幅が広がる。
・帰納法:サンプルの観察→共通点→法則。
⇒法則をストックする。
・演繹法:法則(大前提)→事実(小前提)→結論。
⇒確からしい法則から検証することで、今後の推論や妥当性を担保する。
・アブダクション:結論(現象)→仮説→仮説の構造化→因果関係の検証。
⇒背景を深掘りし、問題発見と問題解決を行う。