孫正義氏、新型コロナの「簡易PCR検査」を100万人に無償提供とツイート--批判が殺到
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なぜわからない?世論を巻き込んだ皮肉だと
孫さんの意図には
国のPCR検査の基準の厳しさにある。
あんな悠長な基準にしてるから、いつまでたっても終息しない。
広島県では、本人がおかしいと思って
8回受診して、4医療機関目でやっと、検査をしてもらって陽性反応が出ている事実がある。
つまり、コロナの陽性患者が
体力が低く感染リスクの高い
病院を何回も出入りすることに
どれだけのリスクマネジメントを国が出来ているのか?その一言に尽きる。
『大衆が間違った判断をすれば、1つの正義も無駄になる』
注目のコメント
検査のキャパシティを増やしておくこと自体には賛成ですが、コロナウイルスのPCR検査は『検査を行うべき人』に『適切なタイミング』で『適切な方法』で行わなければ意味がありません。
特に問題になるのは①ウイルスを含んでいる可能性のある検体を適切に運べるか(運ぶ人が感染してしまう)、②検査陽性と出た無症状、軽症患者、偽陽性患者が病院に押しかけて医療現場の混乱を招く、③検体採取の方法が不適切で、本当は感染しているのに検査は陰性と出る人(偽陰性)が増えるという点。
本当にただ「新型コロナウイルスに不安のある方々に」提供しようとしているのであれば、医療現場の混乱と崩壊につながりかねません。孫さんはそのあたりをわかっていそうなのですが・・・別の意図があるのでは、と思ってしまいます。
追記
本人も「評判悪いから、やめようかなあ」とおっしゃっているよう。孫社長の資金力と国内外のネットワークを生かして、マスクや消毒液の不足、ワクチン開発などに協力してもらえれば、国民全体の利益になると思います。ビル・ゲイツのマネをしたのでしょう。マーク・ザッカーバーグも検査機器を医療機関に寄付しています。
あえて検査数をコントロールしながらやっている日本と異なり、アメリカは「最初の頃の検査キットが不良品で、いまだに不足している」というアチャーな状況なので、「本当に必要な人にすら行き渡らない」状態(特にお膝元のワシントン州とカリフォルニア州)が続いていたためです。(今はかなり改善されていると思われ、そのため感染者数が急増中)
しかし、アメリカでもゲイツやザッカーバーグのやり方にかなり批判が集まっています。
まさに、当局と相談しながら、せっかくのお金をピンポイントで必要なところにまわるようにすべきですね。ゲイツもザッカーバーグも含めて。
改めて、「公衆衛生」という観点の重要性を考えさせられます。医療崩壊とか以前の問題。
【問題点】
①検体採取も自宅で素人がやるのは無茶
咽頭ぬぐい液を家で取れたら病院はいらないと思います。
②検体の郵送の安全性も疑問
ウイルス検体の輸送を簡単にできると思っているのでしょうか?
③試薬が100万人分あっても検査する側の人間が処理しきれない
PCR検査は検体の処理や増幅に時間がかかるため他の検体も検査しているような検査センターでこの数を行うのは現実的ではないです。
④病院と別経路での検査は医療現場が混乱する可能性
⑤陽性だった患者が医療機関に押しかける可能性
[追記]
孫正義さんのTwitterから引用
『検査したくても検査してもらえない人が多数いると聞いて発案したけど、評判悪いから、やめようかなぁ。。。』
検査ができない人に手を貸す考えは悪くないと思うのですが、まずはその経費で医療機関への不足物品(マスク、防護服、消毒用品)を支援していただけると助かると思います。