東京駅で「売れ残り」救出、その効果は? 食品ロス対策に“企業間連携”が欠かせない理由
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「持ち帰れる課題解決型まかない料理」といったところでしょうか。(有料ですが。)
食品の売りきりのために、まずは一般顧客向け商品を値引きするという方法が一般的に取られますが、それでも余る食品の従業員への割引販売が、東京駅で働くスタッフの多さも相まってうまく適用したようです。
TABETEが引取から再販売業務を担い、店舗の負担が軽減できているのもポイントだと思います。
余剰食品は廃棄物となり、基本的にお金を支払った上で業者で飼料化・肥料化・燃料化してもらいますが、このためには収集運搬費まで支払う必要があったり(逆に業者に買い取ってもらえるのであれば業者負担が基本)、定められた引き渡しと適正処理を確認するための事務処理等が発生したりします。廃棄物が減るだけで、人件費を含む様々なコストが浮くことが実感することができます。売れ残りの再販ですが、その前段階として如何に売り残りを無くせるか。ここは人の勘の部分よりも需要予測の方が高い成果を出す事例も増えてきている為、そもそもロスがでない製造計画になればなとも思います。
先ずは日本のハブ駅である「東京駅」を押さえるというのがポイント高いと思います。
売れ残り商品をコンシューマのみならず、従業員にまで裾野を広げることで更なるロスを削減を目的とするということで、これはかなり期待できるのではないでしょうか。
フードロスに着目したプラットフォームは他にも「Reduce Go」や「FOODPASSPORT」などありますが、「TABETE」が一つ抜き出している印象です。