ファミリーマートの早期退職に応募殺到、リストラ資料が明かす大混乱の裏側
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注目のコメント
日本のコンビニビジネスモデルには、4〜5年前から限界だと感じていた。コンビニ自体の価値が薄れているとは思わないが、40年前に作り上げられた、フランチャイズ契約の内容も、過当競争に人手不足という新しい現実が、オーナーの不満や疲弊を生んでいる。私が限界というのは、各社コンビニの経営者が、その新しい現実からくる新しい問題の解決から目をそらし、売上と利益とお客様第一主義を掲げて大きな変革を怠ってきたということ。私にはヤマト運輸の問題と重なって見える。
巷ではSDGs経営が大流行だが、社員やフランチャイズオーナー、そしてベンダーなど、お客様以外の全てのステークホルダーの共通価値創造(Creating Shared Value)を考えないと、コンビニのSDGs経営は成り立たない。澤田貴司社長の年頭の
「会社があなたに何をしてくれるのかではなく、あなたが会社に何をできるか考えてほしい」
という言葉が誤解されるとは!
澤田さんの熱さを知ってる人なら、間違えずに理解できると思いますが、これを誤解するくらい、経営陣と従業員の距離が離れているんでしょうか…
もちろん、取材対象者だけかもしれませんが、この内容にショックを覚えました…2割の社員が優秀な働きをし、6割の社員が普通で2割がダメ社員という262の法則はよく耳にするところです。下位層の整理解雇に当たると取られかねない分類の存在は微妙だけれど、優秀な社員に辞められたら困る会社が事実上そういう扱いをすることはあるでしょう。そのことは脇に置いて、下の2割を整理することを経営者の立場で考えたとき何が重要なのか。
真ん中の6割の中には、上位2割と同等の知力を持ちながら、敢えて競争したり忖度したりして偉くなろうと思わないゆえ真ん中に留まっている人たちが沢山含まれています。リストラが始まっても、上位の2割のモチベーションは簡単には落ちません。そして万一この層の一部が抜けても、隠れていた中間層の優秀層が穴を埋めて組織は新たな262を作ります。組織にとって怖いのは、会社への拘りを上位層ほど持たない中間の6割が動揺することです。かといって、下の2割のリストラを進める中で、この層の動揺を完全に除くことは難しい。それをどの程度抑えることが出来るかが勝負の分かれ目です。そのためには、中間層のうち動揺させてはいけない者を見極めて、事前に然るべく取り込んで置くことが大事じゃないのかな (・・?
記事からのみ知る部外者の岡目八目だけど「会社があなたに何をしてくれるのかではなく、あなたが会社に何をできるか考えてほしい」という社長の当たり前の言葉の受け止められ方と面談マニュアルを眺めると、その辺りの配慮がなんだか欠けているような (・。・;
いや、リストラの勧めを述べているわけじゃないですよ。そういえば、43年前にベストセラーになった堺屋太一の小説「団塊の世代」のリストラも、最初の話題は終身雇用が崩れてコンビニエンスストアに送られるサラリーマンの悲哀だったっけ (^^;