三菱自、ドイツで排ガス不正の疑い 検察当局が捜査
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三菱自動車は数年前にも同様の不正があったと思うのですが...三菱電機のパワハラ自殺やシステム侵入の隠蔽も然り、企業体質はは早々変わらないものです。
日本企業にはコーポレートガバナンスが欠如していると良く言われますが、ここでは「適切な情報開示と透明性の確保」が前提となっています。もちろん隠蔽体質では株主や社会に説明ができません。
刷新された取締役や監査役が執行層をモニタリングし、ガバナンスや法令遵守を実践していくことで、10年単位で徐々に意識を変えていく必要があるでしょう。
注目のコメント
2016年4月に発覚した燃費計測不正のキズがようやく癒えたと思ったらディーゼルデフィートで捜査。
https://www.mitsubishi-motors.com/important/detailg420_jp/nenpi/index.html
三菱の企業体質改善に取り組んできた益子さんにとっては忸怩たるものがあるでしょう。捜査の推移を見守らねばなりません。十把一絡げにはできないですが、三菱電機に続き、三菱自動車にも隠蔽体質があるのかもしれません。
排気ガスの不正は、2015年に発覚した独フォルクスワーゲンを初めとし、アウディ、ポルシェなどのフォルクスワーゲングループだけでなく、ダイムラー、BMWなど他のメーカーにも及び、試験結果を組織的に改竄し隠蔽していました。
また、日本でも内容は若干違いますが、日産、スバル、スズキ、マツダでも不正はありました。
このようなことがあり、自動車業界への監視は強まっていました。
排気ガスは直接安全性には関係ありませんが、環境への対応が求められている中、自動車会社本気で取り組まなければならないことだと思います。