本当に苦しいときに強いのは「センスがいい人」よりも「言語化できる人」
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課題の在り方と、解決に至るプロセスに分けてみるとわかりやすいのかもしれません。
課題の在り方は、学生までは人から与えられた課題、しかも答えが一つ(あっても閾値のある範囲の答え)しかない課題に対して、答えを出すことが求められています。一方で、社会人は…というよりもこれからの時代は、特に”自分の頭”で答えとそこに行きつくためのプロセスを考え抜いて、導き出す力が求められます。
そして、「言語化できる」ということは「再現性がある」ということ。自分の中で再現性のあるプロセスを出せる人は、応用力があるので、どんな環境でも結果を出していける可能性が高いと感じています。「当て勘」について、完全同意。
大学受験時代に、予備校の現代文の講師に言われたことを今でも覚えている。
「常に論理的に考え、それを自分なりに言語化していれば、たとえ問題文の中でわからないと思った問題を『当て勘』で解いても、その勘はかなり正しいものになっている」
またこの記事を読んで重なるのは、OWNDAYSの田中修治氏の「成功はアート、失敗はサイエンス」。
失敗を言語化し、法則化できる人は本当に強い人。
読んでいて色々なことが振り返られる記事でした。"再現性"を自身で確認するために、言語化する…ただ、何となく出来たをそのままにすると、成長しない。言語化して、人に教えることにより、自身が本当に理解しているかを検証することが可能になる。全くの同意です。この過程により、自らも気づくことがあるし、再現性を更に担保することにより、自身の専門性を向上することが可能になると思う。
これを実践しないで放置すると、俗に言う"暗黙知"となり、その人のみが分かるブラックボックス化された専門性となる…。
組織パフォーマンス向上の観点から鑑みると、"強み"をレバレッジすることが出来ず、ボトルネックとなるため、その人を最大限に活かしきれない状態となる。勿体無いですよね…。
現場でベテランの方に、「なぜ、あなたは、これが出来るようになったのか?」と訊ねると、多くの場合、即答出来なく、曖昧な回答が返ってくる…。加えて、他者に教えることを苦手としている。これは、技術継承の根源的な問題の一つになっていると個人的に思う。日常から"なぜ?"を言語化を実践し、習慣化したいですね…。