【初独占】2020年、僕は「秘密のイチゴ」で革命を起こす
コメント
注目のコメント
【やっぱり日本は食で世界を獲りに行こう!】
世界のGDPに占める「食」のポーションは1000兆円。
これを、仮に「食のGSP(Gross Segmental Product)」
と呼ぶことにしよう。
これは、日本の全産業合計のおよそ2倍に相当するサイズ感だ。
つまり、食に関するビジネスはデカイ受け皿だということ。
その中で、日本は「食材」においても「調理」においても、
「盛り付け」においても、圧倒的な強さを持っている。
先頃、発表されたLALISTEの「世界レストランランキング」で、日本勢が同率NO.1の4店のうちの2店 (SUGALABOと龍吟Ryugin )を占め、世界のトップ1000のうち最多を日本勢(日本料理に限らず、フレンチや中華などを含め日本にあるレストランの全てを指す)がおさえた事実からもそれはわかる。
https://www.laliste.com/ja/laliste/world
私自身、かつてのフランス料理でオーギュスト・エスコフィエが行ったように、日本の「料理」を、技術的に体系化し、分解し、再現可能な言語化を図る先に、「世界の食をバージョンアップして、ビジネスとして獲りにいく」新たな可能性があると言ってきた一人。
そのために東大にGUSTOとよばれる研究ユニットを作ることにも関わって来た。その際、エスコフィエのような「大典」を編纂するのではなく、AIに搭載可能なデジタルデータとして言語データを集積することを、進めはじめている。
http://www.onozukat.e.u-tokyo.ac.jp/gustojc/index.html
Oishii の取り組みは、私のプランでは「外部要因」、言い換えれば「与件」として考えてこなかった「食材」の作り方を近未来技術で根本から変えていくものとしてめちゃくちゃ面白いと思う。一緒に組めそうな気がしてわくわくする。
日本は食で世界を獲りに行かないと、と改めて思った。2020年の第一弾、これまで「秘密」に包まれてきた知られざる日本人スタートアップを紹介します。
これは単なる「イチゴ」の話ではなく、あまりに多くの示唆を含んでいます。日本で朽ちかけた最先端のテクノロジー、コモディティ化への答え、日本人スタートアップがいかにして世界で輝くのか、そして世界で今後噴出する食と農問題への確信的なアプローチ。
ぜひ、古賀さんの世界での戦いをお読みいただければ幸いです。2020年も何卒、よろしくお願いします。記事から落ち着いた語り口が伝わってきてとても面白く読みました。日米の差異やターゲティング、気候変動への意識に加え、圧倒的なクオリティへの自信が成功させたのではと感じます。
「アメリカは農業大国にもかかわらず、イチゴに限らず、着いたその日から、だいたいのものが本当にまずいという単純な気づきがありました。」
これ、本当なんですよね(笑)この味気のなさは私の近所のスーパーが悪いのか?と思うこともありましたが、アメリカ人を日本につれてくると、大抵はまず果物の値段に驚き、そして甘さに驚くので、どうやら本当らしい。
NYは世間が狭くて、高級レストランに来るようなお客さんたちは皆どこかで繋がってたりするので、一度界隈に火がつけば早いのでは?と思います。アメリカ人から現地で日本の果物のお話を持ちかけられる時が来るのが楽しみです。