「味覚は数値化できる」。マクドナルドの新コーヒーを徹底検証
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味香り戦略研究所は、マックのコーヒー以外にもさまざまな商材で「味覚を数値化する」という試みを行っており、HPなどを拝見するとかなり面白いです。たとえば
http://www.mikaku.jp/news/press20191122.html
一方で、このチャートが個人の「おいしい」という感覚と乖離することは主観が絡む以上かなりの確率でありますし、主観と客観の間に大きな隔絶があることは前提として意識しなければならないと思います。
かく言う私もリニューアル後にマックのコーヒーを飲みましたが、個人的にはチャートのような味の感想ではありませんでした…
消費者の立場からすると、日本酒やワインの味の違いがよくわからない中選ぶ、といったときに、実際の味がどうであるかは二の次として、少しでも選好要因となる情報があるということが非常に重要なんだろうなあと思います。そういった意味で、マーケティングの文脈から「味覚の数値化」はこれからどんどんメジャーになっていくのではないでしょうか。
注目のコメント
自分にとって「おいしい」ものが、他の人にとって「絶対ムリ」だったりする。
「おいしい」って、日常的に使う言葉だけど、自分ひとりだけの感覚ですよね。
が、「おいしい」と「味覚」は微妙に絶妙に違う!
……というお話が聞きたくて、今回は九州大学まで出張。
「プリンに醤油をかけるとウニの味」でおなじみの、都甲先生に取材してきました。
マクドナルドのコーヒーは本当においしくなったのか?
かなり真面目に取り組んでますので、コーヒー片手にご覧ください。
(R25でライターしてた時代を思い出しましたw)「主観」と「客観」を分けて語ってらっしゃることが本当に素晴らしいと思います。
また主観での評価はわかりっこないと切り捨て、客観的なアプローチを追求する姿勢は、大衆を相手にする飲食店としてはある意味正しい解だとも思います。
更に言えば、客観的な美味しさを追求することが主観的な美味しさに繋がることもあるわけで。
幼少期に家族と食べたハンバーガーの味が子供にとって「家族で食べたあの味」となるように、マックのコーヒーも大人にとって「子供とよく飲んだあの味」になれば良いのではないでしょうか。プリン+醤油=うに そんな実験をしたことがあると思います。
今回、プリン+醤油=うに に感じるのは本当なのか、、など検証できる「味覚」を数値化できるセンサーを開発した都甲教授に、マクドナルドのプレミアムローストコーヒーを検証してもらいました。
今回の検証の結果、特にビッグマックとダブルチーズバーガーは互いの味が深まる結果になっているのですが、みなさまぜひ、お試しあれ。
私は、チキンナゲット(バーベキューソース)×コーヒーの組み合わせが多いのですが、多分酸味があるから同じく互いの味が深まる結果になっているはず…!