大学で教えて実感した、「ニュースを読む学生と読まない学生」の知的格差
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深く考えさせられる。政治に無知な学生の増加と、マスメディアやネットとの関わりについて。学校教育の役割について。
ただ、この危機意識はわれわれ世代の教養や時事との向き合いかたを正しいものと捉えてのものだろう。それを疑うことも必要ではないか。
政治経済を知らない彼らは無知なのか。学力が下がったわけではない。大事と思う情報をわれわれ世代以上にネットで浴びている。とすれば、必要な情報を選択する中で、政治経済の情報の価値が下がっているということではないか。
そして政治を知らないことが悪いことなのか。香港の学生は政治のことを詳しく知っているだろう。自分ごととして。日本の学生はその必要がない幸せな状態なのではないか。それは政治の成功なのではないか。
むろんそれが国全体の実力を下げたり、間違った方向に進路を取らせたりする危険もあるだろう。それに対する処方は果たしてメディアや教育が担うものなのか。
ヒマなので、もうちょっと考える。情報伝達が一家にひとつの新聞、テレビ、ラジオしかなかった時代から、一人がいくつものデバイスを持つ時代に。一人一人が自分の好きな情報を好きなときに手に入れられるようになったポジティブな進化は一方で、一定程度の均質な情報リテラシーを育む機会を失わせているのかもしれない、と感じました。この記事に出てくる事例がすべての大学の教育現場で起きていることとは限りませんが、一つの事例として、お読みください。
うーん。
若い内はニュースなんて見なくて良いと思ってしまう。
興味のあることだけガンガン情報収集すれば良い気がする。
どうせ必要に迫られたら読むのだから。
仮に面接で時事ネタを振られても「ニュースは見ないので、その質問は分かりません」と堂々と言えば良いじゃないか(笑