トランプ米大統領、「何か準備なら失望」=北朝鮮情勢を注視
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アメリカ人にとって、より正確にはトランプ支持層にとって北朝鮮問題は米国本土への影響が高まらない限り正直関心が低い。今は中国問題、弾劾問題など盛り沢山で、下手に拗れるより現状維持の方が都合がいい。普通の発言になるのが必然だろう。北朝鮮としては面白くないので、関心を買うために行動するだろうが、中途半端なら無視されるだけ、度が過ぎれば米国だけでなく中国などの近隣諸国にも影響を与えかねないのでなかなか難しく厄介だ。
多極化で国家間の相互作用が複雑化しているため、色々と考えさせられる。
注目のコメント
ビーガン特別代表の板門店での「米朝接触」に関心が集まり、米朝接触はなかったと思ったが、ビーガン代表は「北朝鮮側と軍事境界線付近で会ったのか」という質問に対して沈黙を保ったまま。米韓朝の政府が沈黙しているのも奇妙だ。米朝接触がなければ米韓朝政府のいずれからか発信があるはず。マスコミは全く把握できない状態であったことがわかる。米朝接触は常に謎につつまれている。
これからは、クリスマスのとき「プレゼントを贈る」と発言している北朝鮮が12月24日か25日にどのような一手を打つかに注目。核実験を行うのか。大陸間弾道弾をテストするのか。ICBMの発射を自粛すると決定した去年の4月20日の決定を取り消すのか。あるいは核兵器使用を想定した核ドクトリンを公表するのか(例えば、核の先制使用を明記した核政策)。今月予定の労働党中央委員会総会で何を討議するか。新年の辞では何を発信するかに注目。「何かを準備中なら失望を覚える」「(準備が事実なら)われわれは対応する 」という言葉の何となくの弱々しさ。ただ、北朝鮮の動きを不安視する声も政策関係者の間で大きくなってきました。
あれほど盛り上がった米朝の対話ムードがパタリと途絶えて久しくなりました。ともに得るものはないまま月日が流れ、北朝鮮側の挑発によって米側も少し振り向きつつある状況。ただ、互いに合図を送り合う段階で、大きな展開の兆しは見えません。トランプさんとしては来年に米大統領選を控え、国内アピールに有効なこと以外に関心を払うのは非効率でしょう。北朝鮮側はトランプ大統領をどう再び振り向かせるか、攻めあぐねているような印象があります。