【新トップ独白】インスタが「いいね!」を隠した理由
コメント
選択しているユーザー
とても素晴らしい記事。彼の人間性まで伝わるような記事だった。記事の中にもあるけれど、Instagramは本当にユーザーのことを考えていると感じます。"ユーザーの心身の健康(wellbeing)に資する"ことは、すべてのサービス作りにおいて優先されるべき指標だと思う。
また、個人的に一番いいなと思ったのは、クリエイターへの施策。これから実験をされるようですが、インフルエンスで収益を得ているクリエイターのことを考え、「"クリエイターが選んだ"企業にはいいね数が表示される」機能を実験するとのこと。
個人的にはこれがやばい。最高すぎる。
なぜなら、"自分たちのことしか考えない=Public Relationの出来ていない"企業は「淘汰される」から。
広告主というのは往々にして、短期的な収益の手段として広告を捉えていることが多い。そうすると、結果を数字で計らざるを得ず、大抵インフルエンサーの「フォロワー数」や「いいね数」で物事を図ろうとする。また、コンテンツも自分たちにとって都合の良いことを優先してクリエイティブする。要は好感を持てない広告を出そうとする。
クリエイターはそういう考え方の企業や広告主を嫌う。まあクリエイターじゃなくて消費者はみんなそうですね。
そういった企業は、「クリエイターに選ばれない」。
この仕組みが最高です。淘汰のエコシステムが出来ると思う。広告主は自分の振る舞いを変えざるを得ず、社会にとって本当に良いコンテンツが増えていく。
最高すぎる。
アダムさん含め、Instagramのことをさらに好きになりました。また、経営やサービス作りのエッセンスがたくさんで、本当に勉強になりました。
本当にユーザーにとって価値のある、良いサービスを作りたい。
注目のコメント
自分たちだけの夢を追いかけていればよかった創業者。しかし、買収された企業の傘下に入ってからは、グループ間のシナジーを考えなければならなくなった。そのストレスに耐えられなくなって去っていく創業者。よくある話ではあります。
そんな異文化の企業を継いだトップは、体質改善に相当な努力が必要です。Adamさんは利用者、特に若い人たちのストレス軽減に力を注いでいる。社会インフラ化したSNSのコンプライアンスを遵守しながら、新しいチャレンジをしているという感じを受けました。インスタインタビューの長編。
滞在時間が減ったけど、投稿数が増えたとのこと。エンゲージアクションが増えた方が圧倒的にグロース観点では優先度が高いと思いますが、滞在時間減少によるレベニューインパクトがネガティブにでるほどではなかったということでしょうか。NewsPicksで池田編集長と「インスタ・エコノミー」の特集をやって早2年。今や10億人を抱えるプラットフォームになりました。親会社フェイスブックから多大な期待を寄せられる一方、創業者の電撃退任、いいね数の非表示など、転換点を迎えています。
全3回の特集、第1回は「ザックの腹心」として知られる新トップのモッセーリ氏。いいね数を隠して、何が分かったのか。ザックとどのような議論をしているのか。きちんと意見出来ているのか。様々な疑問に答えてもらいました。