国による全国一斉テストは時代錯誤 英語民間試験導入の騒動が残した教訓 - FNN.jpプライムオンライン
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統一テストが今後必要かどうかは別として,少なくとも歴史的には全国一斉テストは,大学入試の過当競争時代における悪問排除が目的でした.これは文科省の公式文章で言及されている内容です.
http://www.mext.go.jp/b_menu/hakusho/html/others/detail/1318393.htm
センター試験で基礎学力を測り,表現力は二次試験で測ると考えている方が多いのですが,これは目的が手段がすり替えています.個人的にはその方向性が望ましいとは考えますが,公式に合意されていないことを規定事実化のように勧めてゆくのは,現政権がしれっと大学入試を国力増進に利用しているのと同じです.
「共通テスト」で混乱しているので,ひとまず「センター試験」まで巻き戻す,その後の方向は改めて議論する,というのが順序だと考えられます.
注目のコメント
国による全国一斉テストは時代に合うかどうか、という議論に違和感があります。
センターで測れるものはセンターで測り、測れないものは個別試験で測ってきたのです。
しかも、今回の英語外部検定など一連の入試改革は大学側が求めたものでもありません。某旧帝大の入試担当者も「国が勝手に四技能測れって言ってきて、こっちも困ってる」と本音を漏らしておりました。
センターの使い方も大学に基本的には委ねられているのですから、一般入試についてはそもそも大きな改革はいらなかったのです。