極秘の「ビッグブルー計画」日立が次世代車で反転攻勢
日本経済新聞
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見出しの「ビッグブルー」、IBMしか想起できなかった…
下記部分が気になる。データは誰のものなのかという議論につながる。もちろん、リアルタイムで得てサービスにつなげることだけでなく、研究開発を完成車メーカーとより統合的にやるというのもあろうが、でもそんなに自社IoT事業と組み合わせられるものでもないと思うのだが…
『狙うのは車部品から上がってくる膨大なデータだ。CASEに直結するパワートレインや安全システムなど制御系に絞り、自社が強みを持つIoT事業と組み合わせれば、次世代車開発で優位に立てる。そんな勝算があった。』日立とホンダの傘下の自動車部品の統合の解説記事です。
自動車業界もEV化・自動運転化が進むのに合わせて垂直統合から水平分業になりそうですので、特定ジャンルで規模の確保が必須なのことは全く同意しますが、必要なのは絶対的な規模の確保であり、まだまだMAを続けるのではないでしょうか。その上でIoTによって競争優位に立つというシナリオを実現してほしいと思います。データで
という方向はそのとおりと思いますが、
そのまえに、この新しい事業体として、寄せ集めではない価値として
日産、ホンダで、従来以上に価値をだしくみこまれ、
他OEMで入っていけるか、それに値する水平機能をできるか
頑張ってほしいです。