“東京化”せずに成功した自治体に学ぶ、「オンリーワン」の地方創生
コメント
注目のコメント
「それぞれの地域には国全体の成長とは無縁の自己完結型のライフスタイルが確立されている」
「中央政府が推進する「地方創生」にて目指す豊かさは、中央からの目線でしかなく、間違った地方の「東京化」を推進することになる」
東京的にしても東京には絶対勝てないし、観光客や都市部からの人は集まらない。
「何故そこに行くか?」と言えば、大都市にはない「らしさ」があるから。
地方の「個性」を磨く事が地方再生に繋がると思う。面白い記事でした。
日本で会社をやっていた時の拠点は東京でしたが、拠点を設けた瞬間にそこから動かず、出張することはあっても地方には目がなかなかいきませんでした。今から思うと、ナントもったいないことしていたんだろう!(反省)
しかし、海外に引っ越して、仕事で日本に行くと、呼んでいただく場所がお客様の所在地となり、日本にいた時よりもずっと地方を知る機会が増えています。また、アメリカ現地のお客さんの場合は、日本で取引している相手が意外と地方の小さな街だったりして、地方の底力をアメリカのお客さんに教えて頂くことさえあります。
その度に、あらために日本っていいな、、、と思えてします。そして日本の地方の素晴らしさに気づいている海外の人も、想像以上にいると思っています。「オンリーワン」自体に異論はないのですが、一方で、地方創生で重要なのは、いかに地域の民間事業者が「稼ぎ」、そして従業員に良い待遇を堤供していくか、です。
確かに猿払村の平均所得は765万と、東京都港区、千代田区、渋谷区につぐ全国4位です(2018年)。ただし、都道府県単位でいえば、東京451万に対して、北海道は256万にすぎません(2014年)。
私は東北復興を支援していますが、復興特需ではない、継続的な現地事業者が、まずは正規雇用で、住宅手当つきで300万以上の待遇を用意できることが第一歩だと考えています。地方といっても、中核的な都市に住んでいる方が大半です。国は、いかに地域の待遇を上げていくかが本筋だと理解頂きたいです。