「大企業30代社長」を300人作る。あるベンチャー支援家の決意
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注目のコメント
ご自身が30代で経験されたことに基づいているので説得力があります。
・経営力は修羅場をくぐり抜けてきた回数、意思決定した回数に依存します。だから30代のうちからそうした場面を経験しておかなければ、長期的な改革に不可欠な決断力や胆力が磨かれないのです。
・Jカーブ谷間に落ちている期間に心がおれないためには、視座がどのレイヤーにあるのかが重要。
イノベーションには大企業の変革が必要だと思います。CVC,JVそれとも他の形があるのかもしれません。引き続き齋藤さんが日本のスタートアップ業界をリードしてくれることを期待しています。「大企業がベンチャーに出資するだけでは、事業はあまり生まれない」
というのは全く同意です。
一方で、その代替策として挙げられているJVも必ずしも万能策とは言えない印象です。
・両社の上下関係が不明確になりやすいので、意見がすれ違った時に前に進まない
・したがって、very top同士で握れていないと現場レベルでは擦り合わない
ためです。
本当に何かを生み出したいなら、TOP同士が心から「両社で補い合うことで変革を起こしたい」と思う必要があります。
CVCによるマイノリティ出資もJVも、その実現をサポートする座組みに過ぎないと思っています。大企業内30代社長 300人創出計画についてインタビュー頂きました。
大企業の若手層が30代で子会社の社長になることで、将来、本社の社長や役員になる、あるいは、カーブアウトしてメガベンチャーを目指す。
これを1つのメジャーなキャリアにして行くことが今の日本のイノベーションを加速する意味で最重要なテーマだと考えています。
前編は大企業側の視点、後編でベンチャー側の視点からお話していますので、ぜひご一読下さい。