【スプツニ子!】同質化を乗り越えた先に広がる世界
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注目のコメント
インタビューを受けました! アート・同質化・知性、文化x経済について、など。よかったら是非読んでみてください!
「ベネッセホールディングスの名誉顧問である福武總一郎さんの言葉に、「経済は文化のしもべである」という名言があります。本当に一流の経済人って、経済だけを見ていないと思います。
自分がどういう世界を作りたいか、どんな文化を作りたいかを強く考えているから、ビジネス自体がうまくいかない時でも逃げない。すぐに方向転換しないから、共感する人たちが集まってくる。
経済は目的ではなく、新しい世界を生み出すためのツールに過ぎません。芸術でも、思想でもいい。経済以外の文化に触れて、「何のためのビジネスか」を考えることが、世界をよりよく変える第一歩になるのだと思います。」自分のなかのある種のマイノリティ性に気づいている人って強いと思います。大袈裟なことじゃなく、趣味嗜好が人とちょっと違うとか、面白いと思うことがわかってもらいにくいとか、譲れないことが世の中の流行りからズレているとか。
スプツニ子!さんの話を聞いて、その理由がわかった気がしました。そういうズレは、他者の声を聞いたり自分を見つめる契機になる。それが変化に対応できる柔軟性や思考につながっていく。「知性というのは、他者との摩擦で育つ」って捉え方、素敵ですね。
ただ、近年のインターネットはフィルターバブルを強化していて、便利でストレスが少ない反面、知性を育てるようには進んでいないのかもしれません。スプツニ子!さんがいま感じている葛藤は、いま社会が直面しているジレンマだと思います。
フィルターがないとノイズまみれになってしまうんですけど、(自分やアルゴリズムが定義する)ノイズの先にも違う世界が広がっていることや「ここ」での常識がすべてではないということは肝に銘じておきたいです。意識しておかないとうっかり忘れてしまうから。ではなぜ残酷になれるのか? それはマジョリティが傲慢だからなのですねぇ、記事のご本人もお気づきだとおもいますが
「そして、こういういじめをしたくなるマジョリティの残酷さにも、早い時期に気づけたのだと思います。」
ご参考
https://newspicks.com/news/4215464?ref=user_1506052