DMMの「コンプラ軽視」を法曹資格持つ社員が指摘、亀山会長に解雇されたと提訴
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この件に関して、DMMのオウンドメディアに亀山会長のコメントが掲載されているが、原告の男性社員が主張している点については正面から答えていない。
https://inside.dmm.com/entry/20191107
原告が主張しているのは、記事によれば、次のような点である。
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社内で「コンプライアンスの軽視」を疑問視していたところ、上司との面談で「会社の弱点となる法的な知識を同僚に教えることは、会社に対する敵対行為」などと言われ、その翌日に亀山会長から解雇を言い渡されたという。
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亀山会長のコメントは、今回の件のきっかけとなった「契約社員の雇い止め」の法的問題に関するものであって、そのことを指摘した社員を解雇した点については、何も言及していない。
その点についてこそ、実際はどうだったのか、亀山会長がどう考えているのかを知りたいと思う。
注目のコメント
今回お騒がせしている件は、アフリカでの新規事業を目的として行った「亀チョク方式」という特別枠の中で発生した事案です。お騒がせして申し訳ありません。 こちらでコメントしました。
https://inside.dmm.com/entry/20191107亀山さんのコメントでなるほどと府に落ちました。
新規事業の特別採用枠での話だったと。
しかし経営的には起業家精神と事業構想能力が十分でなく、当初の目的を達成できないと判断した結果だとしても、本人の認識はまた異なり、ましてや労働法とは別の議論だということですね。
採用の主旨や精神がどこにあろうが、採用は採用、法は法。
互いの認識のズレが、容易にトラブルになる。
人の採用というのは本当に難しいものだと改めて思います。