フィンテック対応遅れで大手銀行に10兆円の損失、米調査
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決済FinTechのChimeやBrexなどは、顧客を一気に獲得しています。大手銀行が手をつけなかったサービスをあっという間に立ち上げ、顧客を獲得しています。
中高年顧客の信頼度は既存大手の方が高いのですが、ミレニアルズやZ世代はFinTechサービスを利用している。この関係が続けばいずれ彼らが歳をとるに従い、大手銀行離れが起きます。「リテール決済が普及してコモディティ化すると、優れた顧客体験こそが」勝負の決め手になる。
そこでは、winner takes allの現象が起こる。
既存の金融機関のみならず、新興のフィンテックですら、淘汰を免れることは出来ない、と理解するのが正しい。
そして、「顧客体験」からもっとも遠いところにいるのが、銀行など既存の金融機関であることは間違いない。
消費者目線から見れば、「いいものはいい。ダメなものはダメ」。これに尽きる。"フィンテック企業が2016年から2018年にかけて800件の案件を獲得し、110億ドル(約1兆2千億円)を売り上げている"
既存の銀行にとっては未実現収益。レガシーな大企業は脅威を感じつつもまず動かない。
私も広告代理業で身を持って体感しましたが新規の予算獲得コンペで負けても動かない。その結果少しずつシェアが変動しても気がつかない。五年たち、十年経ち、隣で肩を並べはじめてやっと気がつく。その時にはもちろん手遅れだが10年前に初手を誤った経営者は退職金をもらってもう逃げ切っているので痛くない。後輩たちがその尻拭いで苦労するもんです