【D2C思考】「顧客インサイト」×「個性」が熱狂のブランドを生む
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弊社の対談企画、第一弾がリリースされました。
最近、僕自身D2Cについて質問されることが多くなりましたが、仲介を削ることで利益率を上げる、いわゆる既存の業界構造におけるディスラプトモデルと捉える人が少なくありません。
それ自体は間違っていないし、高利益体を実現できれば、商品開発への再投資のスピードが圧倒的に早くなることは事実です。
ただ、顧客と直接的な接点を持つという意味では、それ以上の価値があります。
これまで裏に隠れてしまっていたブランドのメッセージを届けられることで価格以上の価値を感じてもらえたり、顧客の声を「行動」として客観視することで、本音を即座にCSや商品へフィードバックしていけたり。
マーケティングの本質が「顧客起点で、売る仕組みを作ること」だとすると、まさにその言葉通りのことを実現できるのがD2Cだと考えています。
第二弾以降も、様々な角度からD2Cを解剖していければと思いますので、よろしくお願いします!
注目のコメント
お話をお聞きしました。メディアを拝見してると、よく出てくる「D2C」というワード。「D2C」はデジタルテクノロジーによってプロセスカットを可能にするというのが一般的解釈ですが、それだけでなく、売り手が熱意やこだわりといった個性を持ちつつ、顧客とつながるためのコンテクストを作ることが重要ということでした。そして、林さんがお話しされたように、フィードバックをデータではなく顧客インサイトとして捉えて、高いレベルでPDCAを回していく。
実際、自分の好きな某アウトドアのD2Cブランドも、プロダクトが良いのはもちろんですが、コンテクストに共感しているから買っている。。。
昨今、グローバル化とサプライチェーンによって、目の前の買い手が見えなくなりがちです。「D2C」の思考を持っていれば、顧客を「n=1」捉えて、本来物を売るということを、改めて見つめ直すことができるのかなと思います。おぉSUPER STUDIOさん。
良いプロダクトを磨き上げるのはD2Cの大前提なのですが、意外とコンセプトやストーリーだけを磨きすぎてバックヤードのシステムや物流やCSなど基本的なECの仕組みがコケているプロダクトを見ると残念に思います。
D2Cはいろんな形で切り取られますが、定期購買型ECの基本に忠実にシステムやマーケティングなどを回すこと、これも非常に大事ですすね、当たり前ではありますが当たり前だからこそコンセプチャルに偏っているD2Cブランドが押さえておくべきポイントです。