米アマゾンが約2年ぶりの減益、コスト増響く-時間外で株価下落
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Amazonのコスト増はこれまでことごとく見返りという「結果」を出してきただけに「そんなに神経質にならなくても・・・」と思うものの、いつ解消されるとも見当がつかない赤字を出し続けるWeWorkやUberの前に怖気づいた投資家が慎重になっている感じです。
Q3の売上高69,981百万ドル(対前年同期比+23%増)、営業利益3,157百万ドル(同▲15%減)はガイダンスの範囲の上限だったので、それ自体良くはないですがサプライズは少なかっと思います。しかしQ4のガイダンスが弱め(特に営業利益が減益)というのが嫌われたのでしょう。
Q3では、AWSの増収率鈍化と営業利益率の低下も気がかりですが、中でも輸送費用が9,608百万ドル(同+46%増)まで膨れたことが減益に響いています。そして増収減益を示唆するQ4のガイダンスにもこのコスト要因が加味されているように見えますね。
これを機に、プライムの値上げが手っ取り早いですが、省人化配送と個配からピックアップへのシフトを一気に進めてくるでしょう。Amazon、売上高699.8億ドル、前年同期比+23.7%。AWS +35%の89.95億ドル。オンラインストアは+22%、サードパーティーは+28%、サブスクリプション・サービスは+35%、広告は+45%。売上は全てが好調。懸念はコストが増大してること