JR西、働き方改革で終電繰り上げ検討
産経ニュース
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近畿から首都圏に来ると驚くほど遅くまで電車が走ってて、それにすごい数のお客さんが乗車しています。
近畿でそれは無い。朝夕はともかく、それ以外の時間はけっこう空気を運んでいます(最近のインバウンド効果で前より夜も多いでしょうが、Japan Rail Passユーザなら収益には全く貢献していない)。
一方、近畿でも複数の鉄道との相互乗入れが生じています。
予想ですが、JRより体力の弱っている私鉄がすでに夜早めに終わりたいという状況なのではないでしょうか?
相互乗り入れゆえ、皆一斉に電車を早めに終わらせることで近畿圏の鉄道会社全体にコスト削減(人件費抑制)を進めたい、という考えがあってのことではないかと思うのです。
これを機に、近鉄、南海、京阪、、といった感じで次々に表明はじめたら、「やっぱりね」と思うことにします。「働き方改革」というけれど、要は人手不足がそれだけ深刻化しているということ。
もちろん保線作業の関係者などにとっても良いことだし、鉄道を使って帰宅する皆さんが仕事を切り上げる時間も早くなるでしょうから、いいことだと思います。どうぞ進めてください。世界の流れは24時間なのですが、日本はできないですね。
安全運航のためにも仕方なのでしょうが、働き方革命が理由で終電が繰り上げられるのは違和感があります。
日本国内だけを考えているのであれば、終電切り上げでもかまいません。
しかし、世界の中での日本を考えると不安になります。
日本の競争力がドンドンそぎ落とされている感じがします。