【完全解説】子どもの才能が科学的に伸びる、子育ての原則
コメント
選択しているユーザー
非認知能力の有無はかつて、大人しい子、シャイな子等、子供達の生まれ持った性質、と思われていた部分。しかしそれは後天的に伸ばせる、そして最も人生に影響する能力の一つであるとヘックマンが証明した。非認知能力を伸ばす為のアクションは、親として当たり前の行動と思う方もいるが、日々子育てや家事、仕事に追われる中で、子供の一つ一つの行動や発言に時間をとって耳を傾け、対話し、常に自律的な行動を促すのはとても大変なのも事実。一方一般的な幼・保育園は20名の子供達を安全に過ごさせる為の管理で手一杯で、それぞれの園児との対話なんて中々難しい。それが今の就学前教育の真実。
だからこそ今、就学前教育のあり方の議論が必要で、非認知能力開発に基づいた幼児教育環境の構築が急務。非認知能力開発は家庭で完結する必要はなく、ペリープログラムの様に、少人数制かつ自律的行動を促すカリキュラムを提供するところがあれば良い。
注目のコメント
AI時代に必要な人間力。その形成に必要なものとして、記事の中で「Creativity(創造力)」と「Compassion(情、共感力)」を挙げました。
アイデアは、既存の情報と情報の新しい組み合わせから生まれる。ただ、今はある程度の情報はネットで多くの人が得られるようになっています。どこで差がつくかと言えば、インプットとしての「新しい」「独自視点」の情報。コンフォートゾーンを抜けて、アナログ、リアルでどれだけ体験し、情報のかけらを収集できるかという点が今後さらに重要になってきます。それが創造力に繋がる。
「情、共感力」については、ジャック・マーや元Google China CEOのDr. Kai Fu Leeが「LQ(Love Quotient)」の話をしています。LQとは、自分と他人を思いやれる力。ECだったりComputer Scienceを極めた人たちからLQの話が出てくるのは意外かもしれません。ただ、AIと人との共存を考えると、それは不思議な話ではありません。AIを追求すればするほど、人の役割が何なのかを追求することになるからです。
ただ、これら2つの力だけではなく学習全般は、子どもの頃の非認知能力を基盤として養われるもの。本記事では、非認知能力をどのように身につけるかについても解説しています。ご関心ある方はご高覧頂けたらと思います。「土台」というのはよくわかります。
計算ができるとか漢字が書けるとか、そういうことではなく。
子どもは、「小さな大人」ではなく、「子ども」という別の存在だから、自分の経験を押し付けない方がいいなと、日々の子育ての中で感じ、自戒する日々。
「環境を整えて結果を強要しない庭師」のようでありたいものです。もしかすると、「こんなことは当たり前じゃないか」というようなご意見もあるかもしれません。
ただ、最近子どもが生まれ、このテクノロジー時代に揉まれるであろう我が子のことを考えると、今一度、記事に書いてあるような「当たり前」を大切にしたいと思い、今回のような記事にしました。
時代は変わっても、親がやるべきことは何も変わらないですね。そんな子育ての「原則」を、なるべくエビデンスに基づいた形で紹介しています。
完全グラフィック記事で5分もあればすぐお読みいただけると思いますので、ぜひご覧ください。コメントもいただけると、とっても嬉しいです。みなさんの育児のお話などもぜひ教えてください!
=======
<訂正とお詫び>
「ペリー就学前プロジェクトを行う」と表記しておりましたが、正しくは
ペリー就学前プロジェクトの研究を行う」となりますので、当該箇所を訂正させていただきました。
また、ジェームズ・J・ヘックマンが非認知能力を「世界で初めて」提唱したという記載につきましても
明確な裏付けが検出されず、削除させていただきました。
ご迷惑をおかけした読者の皆様ならびに関係各位に深くお詫び申し上げます。