日本の中学生の大学院志望率は、たったの3%
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Twitterでも話題になっていましたが、日本では「院」というと「少年院」の意味に取られることが多いようで、中学生にとっての語感もそんなものなのかも知れません。
小4で大学院志望を決意し、殆どが博士課程進学志望である京大理学部に入りましたが、外部や先輩からは「博士課程に行ったら未来はないよ」というアドバイスしかされなかったので、博士進学は殆ど人生を棒に振る覚悟を意味していました。それは今も変わっていなくて、むしろ悪化していると思います。
ほんと大学院ってなんなんですかね。中2の段階で大学院がどういうところか分かっていて答えている人がどれだけいるというのだろうか。その段階で嘆いていること自体が本来はおかしな話。
日本はかつて大学院重点化の際に、その先の未来がなくて路頭に迷う高学歴無職が続出したことから、無理して大学院に行かせない方がむしろ幸せ。
もちろん民間にも大学院への理解はもう少し欲しいが、例えば経済学で博士後期まで進んでしまえば、大学教員以外に「活かす」選択肢がほぼない場合も少なくないし、民間や行政機関に活路を、というのが無理な場合もある。中学生だと大学院進学に限らず学部選択や職業選択のアンケートをとっても身近な親・親戚・先生らの影響を強く受けていそうな気がします。
ただ、この記事は大学院進学希望率の低さを嘆いていますが、大学院は全ての人が行くべきとも思えません。「自分以外の友達がいくから」「まだ就職したくないから」と理由だけで進学を決めてしまったりすると逆に不幸になることもあるので注意が必要です。