「わかりあえない他者」と働くすべての人へ。気鋭の経営学者が語る超実践的な組織論
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今日から4日間限定で、NewsPicksパブリッシングから10月4日に刊行された拙著『他者と働くーー「わかりあえなさ」から始める組織論』の「はじめに」が公開されました。
ご興味を持っていただいて、どんな内容かな?と思っていらっしゃる方は是ご一読ください。本日より4日間、NewsPicksパブリッシング新刊『他者と働く』の冒頭を、全文公開します。「知識として正しいことと、実践との間には大きな隔たりがある」という思想の元に紡ぎ出された本書は、冒頭からお手軽なハウツーを求める私たちに先制パンチを浴びせます。
ぜひ、宇田川先生のインタビューとともにお読みいただけると嬉しいです。
https://newspicks.com/news/4267959適応課題。まさにその通り。
新しい施策が合理的に見ると良いもんだってことは大体の人はわかるはず。それでも頑なに何かと理由をつけてキャンセルするのはその人にとって"部の悪い何か"があるからと考えて大体間違いない。
そして多くの人は自分の経験や知識によって凝り固められた"常識"に囚われているためこの適応課題は紐解けない。
なぜならそういう人達は「え、絶対この方が合理的やろなんで分からんの?」と相手の立場を慮ろうとせずに相手を見下すからだ。
そんなある程度の技術的課題は問題なく回答でき、
残るは適応課題だというこの時代には
共感性を持つ人はかなり強いと見て間違いない。
共感性を持つ人は相手の話に傾聴し、相手の心をすくいとろうとする。なので自分の価値観には微塵もない概念でも「そういう考え方もあるんだね」と理解することが出来る。
相手の価値観が分かれば後は今回の問題においてどういう折衷案ならお互いにwin-winなのかを考えれば良いだけになる。
多くの人はこの折衷案を見出すスタートラインにすら立てず、
相手がわからず屋なんだと決めつけ、問題を解決しようとしてる"振り"をしているだけなんだと思う。