「死ぬほど熱中」するゲームでの“ヤバい集中力”を仕事に生かす方法
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「仕事での集中力を上げる」=「自分の仕事をクソゲー」にしない方法。まとめるとこんな感じでしょうか。
■「報酬の予感」を増やす
→目的が明確なタスクを連続して入れる
→タスクの難易度はスイートスポット(やや難しい)に収める
面倒くさい「作業」が積み上がりそうな場合、「作業」を細分化してTrelloに細かく私はいれています。「報酬の予感」の数を増やせるという意味で手法としては悪くないといえそう。
ただ、Trelloも万能ではなく放置状態になったりも。
ラジオパーソナリティのジェーン・スーさんがTBSラジオで話していた「着手日→完了日をカレンダーにこまめに矢印で入れる」という簡易版WBSがベターかも? (番組中ではガントチャートとしていましたが)
https://www.tbsradio.jp/196994
■タスクの細分化とカレンダーを両立すべくWBS風に自分のタスクを管理
■そうして「報酬の予感」を増やして集中力をUp
そんな感じでしょうか。「死ぬほど熱中」するゲームでの“ヤバい集中力”を仕事に生かす方法
→「報酬の出し方」を工夫して、本能で熱中する状態を作り出すこと
まず、
人間の脳には
前頭前皮質=理性と、辺縁系=本能という2つのエリアがある。
特に、
後者の「本能による集中力」は相当なもので、ギャンブルやゲームが例に挙げられる。
その
辺縁系部分の本能=“ヤバい集中力”を引き出すためには、
「報酬の出し方」を上手くすることが必要。
🅰️「ニアミス感」と🅱️「スピード感」の2つ
ニアミス演出は、
プレイヤーに「あと少しで絵柄がそろうところだった!」と思わせ、モチベーションを引き出す手法。
スピード演出は、
このスピードでプレイを繰り返すと、獣は反射的に「もう少しですごい報酬が手に入るのでは?」と思い始めてモチベーションが激しくアップ。
ここから分かるのは、
本能による集中力を引き出すのは、
報酬そのものではなく「報酬の予感」だ、という事実。
つまり、
「報酬の予感(山頂までの距離と登頂スピード的にあと少しで手に入るという感覚)」を自己の管理下におけるかどうかがポイントになってくる。
言い換えれば、
作業にスピード感を出しつつ、「(惜しい…)もう少しで手に入る」と感じられる状況を作り出せれば、本能的に集中できるということ。
特に後者の、
「(惜しい…)もう少しで手に入る」と感じられる状況を作るためには、2つの要素を調整する必要がある。
(1)不毛タスク
(2)難易度エラー
(1)に関しては、
「この作業はなんのためにやっているんだろう……」や「この仕事で何が得られるのだろう……」
と感じてしまわないように、自分にとっての意味づけを考えること。
(2)に関しては、
・難しすぎる場合
=がんばっても報酬が得られそうにないから放っておこう
・やさしすぎる場合
=いつでも報酬は得られそうだから放っておこう
となってしまうので、「なんとか解けそう」という状態を目指すこと。
まとめると、
“ヤバい集中力”を得るためには、
①本能的に熱中することが必要であり、
②そのためには「スピード感」と「ニアミス感」を感じられる状況が重要であった。
③その中でも後者の「ニアミス感」を出すには、
自分にとってそれが重要なことであると認識しつつ、「なんとか解けそう」という難易度に調整すること。