【議論】キャッシュレスで財布も「なくなる」のか
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楽天本社内では、自動販売機やコンビニで楽天系決済サービス(カード、Edy、Pay)のみで現金が使えないので、社内で財布を持ち歩くことがなくりました。
一番驚いているのは、1万人近い人が働いているにも関わらず、盗難や置引きトラブルを聞いたことがないことです。
キャッシュレス社会が進むことで犯罪が減るというメリットもありそうですね。「財布の代替となるサービスを作りたい」。アップルカードが紹介された記者会見で、アップルのティムクックCEOはそんな言葉で将来の目標を語りました。
「財布」は決済という根本的な機能をクレジットカードやQRコードに代替されつつあります。財布にイノベーションをもたらしている「薄い財布 abrAsus」を開発した南和繁CEO、そして「手ぶら財布」のミニマリストしぶさん、2人に財布の未来について話を聞きました。
アップルカードが上陸した時、キャッシュレスだけでなく「財布」も「レス」されてしまうのでしょうか。
ファッション性などさまざまな論点があると思います。みなさんのご意見をお伺いさせてください。
(追記)
災害時の決済の論点は興味深い。災害現場に行き、停電でレジが止まり、電卓で計算してお釣りを支払っているコンビニを取材したことあります。
支払いを待つ長蛇の列、そして、銀行がしまってるので釣り銭に困る…。商品もない…。避難所に行くと炊き出しが発生して決済不要になるのですが、自宅避難や災害現場近くにお住いの方は、買い物で結構困るケース多いですね。
スマホ同士での決済なら停電でレジが止まっていても使えるし、お釣りは不要。一方、そのスマホっていつまで電池持つの?とかスマホの基地局がやられたら支払いできないという根本的な欠陥もあったり難しい問題です。物流の回復、電気の回復、通信の回復、この三者が揃わないと普段通りの買い物はかないません。
ユーザーとしては、財布はやめても防災リュックに千円札を沢山入れておくが当面の解決策かと思います。