生き方・働き方が衝撃的に変わる未来、会社は存在すべきか
コメント
注目のコメント
「新しい組織」の出現を見た、という題名で、目的からスタートする新たな組織の出現を書きました。我々は、目的と会社(既存組織)のどちらを優先するかが問われているのです。そして、これまでのほとんどのケースでは、目的より、所属組織でできるかが優先されてきました。そのような組織は、かならず、目的を優先する組織に負けます。当然です。目的を大事にするところと、目的を大事にしないところが競争して、どちらが勝つかは明らかです。
この波は、日本にも確実に起きつつあります。
https://comemo.nikkei.com/n/nc27d18760d65この2~3年でも飛躍的にリモート打ち合わせが増えるなど身近なところから働き方は劇的に変わりつつありますね。自由度が増せば増すほど社会の主役が「企業」から「個人」にシフトしていることを感じます。
とは言え、リベラルなインディペンデント・ワーカーが一気に大多数になるわけでもなく、個人と企業は「ちょうどいい関係性」を模索しながらギグ・エコノミーは進行していくのだと思います。
その時、企業は一体何のために存在してどんな企業が価値があると評価されのか大いに関心があります。きっと人の価値増幅装置としてワークさせないとその企業の価値は高まらない。その会社に所属するとスキルが身に付くとか卒業生が活躍していることでブランド価値が乗っかるとか個人の人生のサポート機能を明確に持ってないと選ばれないのでは、と。
いずれにせよ企業は「その存続のために個人を利用する状態」から「個人のリスク担保と価値のレバレッジのための存在」とならなければならないと感じます。その意味で企業はエンプロイー・エクスペリエンスに真剣に向き合わざるを得ない。フリーランスの増加と副業の浸透によって明らかに働き方は変わってくると思います。スキル・経験ベースで自身の市場価値を意識している人には、働き方を選べる時代。
一つの会社で会社の中でしか通用しない人脈や調整力が武器の人には厳しい時代になる。