【最終話・福井由美子】好きなことを追求すれば、道が開ける
コメント
注目のコメント
連載「シゴテツ -仕事の哲人-」、集英社の女性誌企画編集部編集長・福井由美子さんの第7回(最終回)です。「誰にも負けないぐらい好きなことを追求していくと、道が開ける」と語る福井さん。この「誰にも負けないぐらい」が肝心ですね。Netflixを見るのが好き(移動中のみ視聴)とかでは道が開けない。
ーーー
一人旅歴25年、海外一人旅400回超の稀代の旅バカ。集英社のモードファッション誌「SPUR」の元編集長で、現在は女性誌企画編集部編集長を務める「ひとりっP」こと、福井由美子氏。
仕事の合間を縫って香港180回以上、台湾60回以上、タイ・バンコク、シンガポール各40回以上、米サンフランシスコ30回、中国30回、ハワイ30回、中南米各国40回、カリブ諸国20回を旅したという達人。
2016年末、その実体験を元にした女子ひとり旅指南本「今日も世界のどこかでひとりっぷ」を集英社より刊行。「ひとりっぷ」とは「一人」と「トリップ(旅)」を掛け合わせた福井氏による造語で、女性一人旅のことを指す。
現在、書籍「ひとりっぷ」は1〜3まで刊行、ほか電子版「ひとりっぷ to GO」シリーズなど合わせて、合計発行部数は約10万部。執筆・編集・撮影すべて福井氏が一人で担当。本のほか、ウェブサイト、インスタグラムなどでも日々、旅情報を発信中。いわば趣味が仕事になった福井氏に、自分の名前で生きるヒントを学ぶ。(全7回)
■第1回 海外一人旅400回超、集英社の旅バカが通う香港
■第2回 一人旅の解放感に感動。知らない土地でも何とかなる
■第3回 弾丸旅に行くための仕事の仕方と体調管理
■第4回 男性より女性のほうが一人旅に向いている
■第5回 満員御礼、蔦屋書店「ひとりっぷ」トークイベント
■第6回 ニーズに応えられる本をつくれば売れる
■第7回 好きなことを追求すれば、道が開ける「好きを追求する」…これで生き残れれば問題ないですね。ジョン・クランボルツによる”成功者のキャリアの8割は偶然によって形成されている”という言葉にもある通り、「好奇心、冒険心、持続性、楽観性、柔軟性」と時代のタイミングも持ち合わせている必要があるような気がします。
そういう意味でも、たいていの人には「好き”になった仕事”を追求する」方が健全なのかもしれませんね。"趣味でも何でも、その道のプロのレベルに達するぐらいまで真剣にやっていたら、それは何かにつながる"
好きを仕事にするのではない。好きを突き詰めていたら自ずと仕事になる。
「仕事」は打算的であり邪だ。「突き詰める」には足枷になる。