【緊急特集】ヤフーのZOZO買収を生んだ、前澤友作の「決断」
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注目のコメント
分かりやすいまとめ。ただ、前澤さんは本当は売りたくなかったと思う。最大9割近くの株担保で借金をしたところで、想定以上の株価の下落。そこに空売り勢に全力で売り攻勢をかけられて万策尽きたのだと思う。手元にある資産は美術品とか即時現金化は難しいものが中心だろうし。
更に、ムカつきまくる空売り勢に一泡吹かせたいという男の意地と、宇宙はキャンセルしたくないという男の意地も合わさっての今回の意思決定になったのだと思う。ロッカー魂ですね。
SoftBank、ヤフーからすると千載一遇のチャンスを手にした。コマース革命とPayの戦いにこれ以上ない武器を手に入れた。更に先日の融和的な会見はアスクルのドタバタ劇の印象をかなり薄めることになったし。ヤフーにとって粗利率の高い自社の広告事業であればまだ売上ロイヤリティ3%でも全然良かったが、粗利率の低いコマース事業だと払うのが馬鹿らしいってのはわかる。改めてeコマース革命をやり抜く、という決意が今回の連結化なんだろうな。
それにしても今回のZOZO4000億円での連結化は、時価総額4200億円のメルカリにとって時価総額を上げる事をもっと意識していくようになるのかも。
【追加】
https://newspicks.com/news/4225830
paypayモールについては引き続きロイヤリティは発生するとのこと。日本のファッションECマーケットを、まさに創造した前澤友作。彼の「直感的経営」がなければ、無から有は生まれなかった。イノベーションはいつの時代も、たった一人のクレイジーなヤツの、誰にも理解されず多くから批判される「直感」から始まる。
それに対して、今回の件を「限界」だの「次なる目標が見えない」だの言うのは、ちょっと違うと思う。経営のフェーズが変わったのだ。「直感的経営」から、「大局観をベースにした論理的経営」へ。
0→1、1→10、10→100のフェーズは直感的経営の方が、スピーディーに変革をもたらすことができる。ここから100→1000を目指し、本質的なプラットフォームを構築するためには、「大局観をベースにした論理的経営」が必要となる。
そのための経営者交代であり、Yahoo!とのパートナーシップなのだ。そう考えれば、ZOZOはまだまだ伸びる。日本の「ファッションEC」の世界をさらにアップデート、アップグレードできる。
Fashion Techスタートアップの創業経験者としては、それが楽しみでワクワクしてしょうがない。