日本のプルトニウム大量保有、世界が疑問視している
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注目のコメント
純度の低い原子炉級のプルトニウムでも理論上核兵器に使えないことはないのですが、過去一度も成功例がないので、本当のことを言うと短時間での核武装には極めて不向きです。
安全保障上は潜在的な核武装の可能性を仄めかすハッタリ程度の役割でしかありません。(それでもないよりはマシではあります)
ただ日本政府としては恐らくそこまでも考えてはおらず、核燃料サイクルの破綻で、どうにもならなくなったプルトニウムを単に持て余しているだけなのが、多分本当のところなのだろうと思います。
とりあえず2021年に稼働を始める六ヶ所村の再処理工場による再処理、MOX燃料化(MOX燃料は核爆弾には使用不能)まで打つ手なしというところでしょう。
因みに高浜原発と玄海原発の再稼働で、MOX燃料が消費されるようになった為、現在日本のプルトニウム保有量自体は減少中です。
困ったことなのですが、こればかりは原発も動かすな、再処理工場もダメだ、地中への最終処理などもってのほか、でもプルトニウムはどうにかしろ、ではどうにもならない問題なのです。