高校生就活の知られざる闇ルール、1人1社制・内定辞退できない…
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〉「成績の良い人は先生からたくさん求人票を提示されて推薦を受けたり、いい会社を紹介してもらえたりするが、成績が悪かったり先生からの覚えが悪いとそうはいかないケースがある。本来生徒のことを第一に考えるべきであるが、“企業との関係性”という視点が入ると、この様な対応も起こってしまうのではないか」
正直、「そりゃそうだろう」という認識。
企業としては、「できるだけ優秀(学ぶ意欲がある」「即戦力」「真面目」「コミュニケーション能力が高い」といった人材を欲しがる。
で、いわゆるシグナリング理論でも言われているけれど、
「大学」が優秀な人材を作るのではなく、企業が「良い大学の学生しか取りませんよ」というジグナルを発することにより、優秀な人材が市場価値を認めさせるために「良い学校」に行くというのが、今の学力や学歴の意味。
そうなると、高校で就職するということは、市場価値が低いということを認めていることになるので、マッチングが難しくなる。
だから苦肉の策で、「できるだけマッチングが継続的にされるように」ルールを作ったということだろう。
そういう意味では、どうしても「自分なりにしたい」のであれば、大学に行くか起業すれば良いのだと思う。
個人的には、こういう「理不尽」と思える制度に反骨心を持って、世の中変えたるぜー!という子どもたちがたくさん出てきたら、世の中はもっと面白くなると思っています。これは本当にみんな声をあげて問題にしてほしい。沖縄のOWNDAYSは、長年この糞ルールのせいで非常に困ってます。東京と全く同じ待遇で沖縄でやる気のある高校生を一人でも多く採用したいのに全然進まない💢
OWNDAYSは毎年、高卒の新卒生を数十人単位できちんと採用して教育して戦力化していきたいのに、企業側は先生から推薦された子としか会うことができず、ほとんどまともな採用活動ができていません。
内定者を入社前にアルバイトに雇うことも禁止。でもその子が元々やっていたバイトはOK。「どうせバイトしてるのだから、採用の決まった当社でバイトすれば事前に研修にもなるし、給与も入るしその方が本人にとっても良くないですか?」と問題提起してもハローワーク、学校側は「ダメです。内定企業での事前のバイトは認めません!」「なぜですか?」「そういうルールです!」の一点張り。結局、その新卒生の子は4月にOWNDAYSに入るのが決まっていて、本人もOWNDAYSでアルバイトしたいのに、何ら関係ないピザの宅配のバイトを結局、卒業まで生活の為に続けてました。
しかも高卒採用に力を入れてやっているOWNDAYS沖縄では「OWNDAYSは採用基準が厳しいから」と内定率重視でその後の離職率が評価にならない先生は、生徒が求人票を出したがっているOWNDAYSへの推薦を拒み、採用されそうな人手不足=離職率の高い工場や中小企業にばかりその場凌ぎで生徒をあてがい、また離職する、離職して人がいないから翌年また募集、また就職させる…というブラック企業を助けるような悪循環まで起こってます。
なので、高校卒業時は一旦先生の勧めに従って、よく知らず行きたくもない会社にとりあえず就職してから一年以内に辞めて、そのあと中途でOWNDAYSに応募してくるという子が続出してめちゃくちゃ不経済な現象が起こってます。
これを規制緩和するだけで、高卒生の離職率はかなり改善され人手不足や学歴による格差はかなり改善されると思います。社会構造が大きく変わったにも関わらず、昔の慣行が残っています。
求人票と限られた説明会だけでファーストキャリアを選択させることは、高校生のキャリア選択を侵害しています。情報が溢れて自ら調べて選択することが可能になっているので、学校で選択する経験を支援しなければ、次のキャリア選択で苦労します。
教育や福祉を盾に思考停止に陥るには、大人の怠慢であり責任放棄です。