従業員に「働く場所の自由化」を認めるべきか
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フリーランスで企業と仕事しているので、自宅だけでなく、カフェだったり、電車だったりいろんなところで仕事をしています。
この夏は、嫁方の実家に2週間滞在した際も仕事をしていました。
基本的には、納期やアウトプットの質を担保できれば中間管理はほとんど必要ないと思います。
たまにチェックが厳しい心配性の人もいますが、作業中のデータをクラウドで共有したりすれば大丈夫かと。
コミュニケーションもメッセージやテレビ会議でほぼできます。
リモートワークに、出社や定時まで残るような価値感を求めることがナンセンスだと感じます。
逆に仕事を妨げる要素は、家事や子ども、騒音などたくさんあります。
仕事の息抜きや気分転換に洗い物をしたり、細切れになる時間をうまく使って仕事をできる人は向いていますが、長時間集中を要する人には向かないかもしれません。
それもいい悪いをずっと論じるよりもまずやってみて、会社として相性がいいかどうか検証すればいいだけの話だと思います。社会システムはすでにあるので。
注目のコメント
いわゆる「テレワーク」。生産性向上に有効。なお、リモートワークを認めるのに時間管理するとかほんとやめた方がいいと思います。リモートワークはプライベートの場所で仕事をすることを認める、つまりいわば敢えて「公私混同」を認めることで働きやすくする制度です。それを厳密に公私きっちり管理すること自体が背理。
事業場外みなし制度を使い、思い切って任せましょう。
「リモートワークを認める従業員を細かく管理しようとせず、十分な自己裁量と柔軟性を与えること。WFHとWFAの職員を比較した調査では、自己裁量が大きいほど生産性が向上した。」どこにいても価値を生めば認める。
ただ出勤しているだけとか、勤務時間が長いとか、時間での管理では、本当の生産性は高くならない。
もういい加減に考えを変えた方がいい。「work from anywhere」その通り。もっと言うなら「create value anywhere」ですね。
もちろん「face to face」のコミュニケーションは不可欠。リモートワークと二者択一ではない。バランスを考えればいいだけ。働く場所は多様性があるに越したことはありません。しかし、決して簡単なことではないので、制度だけ作って「はい、どうぞ」で済ませてしまっては必ず失敗します。働く場所の多様性だけでなく、働き方改革全般において、常に「制度・ツール・文化」はセットで考えなければいけません。この内、”どこでも働いて良い”という制度を作り、”遠隔地でも問題なく働けるITサービス”というツールを用意するまでは簡単なのですが、それらを使って”皆が気持ちよく働ける文化””を構築するのが一番大変です。スタートアップとかなら、最初から備わっているのでしょうが、それこそ多様な人がいる大企業ではなかなか難しいです。常に仲間が遠くに居ることを前提に、仲間に配慮した働きぶりが求められるのですが、企業での仕事はインタラクティブなものが多いので、一人でも文化に馴染めないと、その人の居る組織の生産性が落ちてしまいます。
ただし、今の世の中、働く場所の多様性は無くてはならないものなので、無理矢理にでも皆に馴染ませる努力が必要なのかと思います。