AI第一人者 松尾豊、語る。「思考のフレームワークをリセットせよ」
日本ヒューレット・パッカード/インテル | NewsPicks Brand Design
788Picks
コメント
選択しているユーザー
注目のコメント
松尾さんとは東大で所属していたサークルがたまたま一緒で、OBになってからも同じチームで私がファースト、松尾さんがセカンドと隣で守っていた時にはAI研究の第1人者となるとはつゆとも思わなかった。今でも仕事で付き合いを持てて、いつもとても良い刺激をいただいている
今のAI技術って、つまるところ他人がかけたバイアスに基づいたデータの集合体を使って導き出す予測データ・選択肢データでしかない。バイアスをかけるって事は、結果精度を落とさないためにゴミを排除しているという事。問題はゴミの定義はバイアスに依存してしまうので、バイアスのかけ方に根拠や正義や倫理や政治を問われる。本当に不要なゴミである事をどう判断するのかが非常に難しい。結局はどこまでいっても人間の稚拙な思考が起点になってしまうのが今のテクノロジーの限界なのではないか。ゴミみたいな社会を見てゴミと判断せず、その中にある他人から他人へのひとときの寛容性を見た時に美しいと感じる事もある。世の全てが美しかったら美しく感じられない。むしろゴミが美しさを形成している場合も多々ある。美しさの中からより美しいものを選ぶのは、適当に点数つけて選ぶだけの味気ない同列性選択でしかない。