【解説】大再編時代に突入した、ドラッグストア業界を整理する
NewsPicks編集部
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ドラッグストアの市場規模は百貨店を上回っていたとは。そこに調剤市場を加えると、約15兆円市場になる。その覇権争いが激化しているということがよくわかるレポートです。
ココカラにフラれたスギ薬局が狙う相手はどこになるのでしょう。ずっとフワフワと気になっていた件を整理しました。
マツキヨという会社はユニークで、創業者で松戸市長も務めた松本清が作ったのが「すぐやる課」。市民や顧客の声にすぐ答えられるものはここで対応し、できないものを担当課に引き継ぐ。
マツキヨ社内で残っているかはわかりませんが、松戸市にはまだ現存するようです。三角関係状態となっていたココカラファインをめぐる経営統合争いに一旦、終止符が打たれました。これまでの流れをざっくりスライドで整理しています。
これからドラッグストアは、コンビニや百貨店のように馴染みのお店同士が経営統合を繰り返すフェーズに突入するでしょう。これまでも中規模のドラッグストアはどんどん吸収されており、僕も大学の頃毎日のように通っていた静岡の杏林堂が買収されていたのを今回初めて知りました。都心と地方郊外では、ドラッグストアの印象や役割も大きく異なるのではないかと思います。
マツキヨを選んだココカラは、ひとまずインバウンドも意識した都心型の店舗を充実させていくのだろうと推測します。一方で爆安食材などをウリに徐々に"東征"を始めている九州の薬局王者・コスモスなどの動向も気になります。
また1年後には、全く違う景色になっているかもしれません。