米高級百貨店バーニーズが破産申請、NY旗艦店など営業継続
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注目のコメント
昨年バーニーズNY本店に行ったときに、売り場が閑散として
閉店前にも関わらず、スタッフが売り場にいなくてダラついていたことを思い出した。
セレクトショップというスタイルで、バーニーズに扱われることが
一つのステイタスだったが、今のECの台頭など見れば
何のための、誰のためのセレクトなのか存在意義がわからなくなってしまう。
ユーザーにとっては、欲しいものを見つけやすいECの方が便利なのだから。
ちなみにバーニーズジャパンはセブン&ホールディングス傘下。
日米に資本関係はないとははいえ、ジャパン社も厳しいことは変わりない。
今のままでの新規スポンサーは厳しそう。
ジャック・マーが提唱する「ニューリテール」への転換が
本格的に必要になっているようだ。いまのモデルでの再建は難しい。
商品構成を変えて粗利率をあげるか
RENTの高い大型店を厳選し、広告と捉えて別の収益エンジンをもつか。
セレクトショップの価値が希少性であった頃のモデルに止まっており勿体ない。
ファッションの世界に職を求めた人ならば誰もが憧れたお店、
私もSATC世代、5アベのお高くとまったサービスにすら陶酔した。7時になるとけたたましく退店を迫られ、ああもう少しこの場にいさせてくださいと思ったものです。
でも時代は変わりそれだけでは生きていけない、変革さもなくば死。
専門店やセレクトショップ自体がコモディティ化し、
オリジナル商品の開発、アウトレット、EC、異なるカルチャーや違う言語の受け入れなど自分にも社員にも踏み絵を踏ませて自己改革してきた同業者としては冷ややかなコメントしか出来ず申し訳ない。
いいスポンサーがあらわれますように。再建を前提とするチャプター11の申請。小売業者の再建にとって重要なのは、なんといっても信用力のあるスポンサーの存在。当面の資金はDIPファイナンスで調達してはいるものの、ブランド価値をこれ以上毀損させないためには、早期のスポンサー選定が急務