中国、米国に香港問題への干渉中止求める
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香港の情勢に対して、北京の中国政府は、ほとんど打つ手を持っていない。今のところ、国内外に〈非難声明〉のようなものを出し続けて断固たる姿勢だけは示しつつも、現実的には当面の成り行きを見守るしかないだろう。フランスの報道でも、武力鎮圧のようなことは考えにくいとされていた。
アメリカ国防部中国事務顧問たる人間は、テレビに出て、
アメリカ領事館、在中国大使館は香港の動乱を醸成するために数百万ドルを提供したという。
この程度の金はアメリカ国防部の金の一部だけであり、ほんとうはどのぐらいの金を提供したか、分からない。
中東、ロシア周辺での色革命は、アメリカは成功している。
またそれによって数百万の難民はヨーロッパに流出して、ヨーロッパをかく乱した。ロシアの停滞も十数年間継続している。
次は中国。
中米貿易戦争からくるアメリカの焦燥だけではなく、中国の動乱を引き起こしてアメリカの覇権を維持する戦略もあるだろう。
今のところ、香港の動乱はただ香港を第二のシリアにしようと思っているかもしれないが、
大陸のすぐ近くにあり、経済規模も深圳より小さい。香港の730万人を困窮化させても中国全体に対する影響はあまりない。
動乱の後、おそらく香港におけるアメリカ勢力を一掃していく。
最後にはアメリカは何を得るか、分からない。