世界を変えた中国ビジネスの核心は、「究極のUX」にある
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注目のコメント
著者です。特集有難うございます。
基本は書籍の抜粋によって構成されていますが、メッセージングや構成、引用箇所の選定などはすべてお任せしています。抜粋ということもあり、この内容だけですと薄く感じられることもあるかもしれませんが、是非書籍のほうを手に取っていただけたらと思います。
アフターデジタルは、私が中国にいるため中国事例がほとんどではあるのですが、中国のことを描出したい本なのではなく、「日本のデジタルトランスフォーメーションの立脚点が間違っているのではないか」ということを提起したい本です。
中国先進企業においては、UXは経営レベルで重視されています。それはインターネットの原理で物事が考えられているからですし、平安のような既存型企業においても、それがしっかり考えられています。「エクスペリエンス×行動データ」のループを如何に作り出すかが、一つの競争原理になっているということが本書から伝われば、とてもうれしいです。一方で、子供が建物の隙間に挟まったり、床が崩れたり、プールの波機能が壊れて44人が怪我したり。
国土も広いから仕方ない面もあるかもしれないが、もちょっとその辺のリアルな現状にも究極のUXを追求した方が良いと思う。
「取り残されている」というけど、日本はのその辺のインフラはしっかりしてるでしょ。
ただ、平安保険の話題が出たのは面白い。
特集やったらいいと思う。中国企業のサービスは徹底的に使いやすく、購入しやすく、面倒な部分をほとんど感じないよう設計されている印象です。
日本がよく言う「おもてなし」はせいぜい半径5mくらいのUXですが、その場に来てくれることを前提としていては乗り遅れてしまいます。現地にいなくても感じられるようなおもてなし体験にも昇華できたら、もっと素敵になるのかなと思いました。