米アップル、3四半期ぶり増収 スマホ不振、サービス部門伸長
コメント
選択しているユーザー
注目のコメント
今しばらくはまだIoTとそれによって集まるデータの顧客体験への応用があまり進んでいない以上、ハードの差別化要因は減るばかり。多少コモディティ化する段階にあるのでサービスで顧客接点をいかに取れるかが収益力を決めて行くはず。だからハードウェアが落ち込み、サービスで売り上げアップというのは自然な流れ。
ものづくりは、顧客接点で相当な差別化が図れない限り、どんどん下請化して行くことは肝に銘じるべきであろう。米中貿易戦争の中、注目されるアップルの決算。予想どおりiphoneの売上げは中国を中心に低下。代わりに今年から力を入れはじめているニュース購読やアプリからの収入が全体の2割を超えて増加したことから増収になった。秋にはビデオ、ゲームの定額配信の詳細も発表されることから、ますますハードウェアからサービス中心への移行が進むと思われる。日本のハードウェア業界にはとって注目すべき動き。
内訳は、主力のiPhoneの売上高は12%減の259億8600万ドル。iPadは8%増の50億2300万ドル。アップルウオッチやAIスピーカーなどの販売も48%増の55億2500万ドルと好調。成長の柱として重視する音楽配信やアプリ販売などのサービス事業の売上高は13%増の114億5500万ドルと同事業としては過去最高を更新。