7payだけじゃない!大企業が「システム開発」で失敗する必然的理由
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注目のコメント
私は内製化こそ全てと主張している。その内製化も実装も含めたものだ。ソフトウェア開発は設計と実装が表裏一体。実装しない人間に設計は出来ない。また、設計と実装は行きつ戻りつするもの。それを制御した環境で行うのがアジャイル開発だ。コントロール下の手戻り。
その内製化も、この記事にあるように、全て一から作る必要は無い。また、外出し(そとだし)して良い部分はある。リソースが限られたなら、止む無く多くを外出しするかも知れない。
そこで重要なのが、全てを自らが制御する制御権だ。システムの要求と要件を決め、必要なタイミングで適切な意思決定を行う。足すもの引くものを決める。これらを行うには、技術に対する目利きが必要だ。極めて当たり前のことだが、多くの会社はこれを出来てない。全部丸投げ。ITが事業の骨幹を成すのに、ことITになると、自社では出来ない、やらなくて良いと判断している。
SIer依存構造が悪いのだが、SIerも自分で自分の首を絞めている。こんなことが続けば、SIer外しも始まろう。新しいSIerの役割を考えないと、将来自らの役割が無くなりかねないことを理解してない。日本の縮図のようだ。はげどう。
そもそも独立系大手ITベンダーなんてビジネスモデルが存在するのは日本くらい(IT丸投げ体質の現われでITが最重要経営課題となった現代では致命的)。IT業界では常識的なこのお話も、事業部側からすると「よくわからない話」「関係ない話」になりがちなんですよね。
もちろん現場で必死になって頑張ってるエンジニアもいるので、構造を変えることで劇的に改善する可能性はとても高いんですが。。
経営トップがテクノロジーに疎かったり興味なかったりすると、これは悲劇。