“テック×農業”で都市化に対応。世界注目の未来型植物工場が持つ「農民2500万人消失」の危機感
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今のところ植物栽培工場である程度採算が見込めているのは主にレタス類
栄養価について書いていますが、そもそもレタスは栄養価よりも見た目や食感などが重視される野菜でしょう。
根菜、果菜、ましてや穀類などが植物栽培工場で実装されたという話は聞いたことがなく
農家が減っていることと、食料問題への対応などの課題とこの手のLEDでの軟弱葉物栽培を関連づけて語るのはミスリードだと常々感じています。人工光型の植物工場がさらに普及するポイントは・製造原価、・環境、・栄養価(機能性)の3つだろう。製造原価を考える際に例えばレタスやベビーリーフの場合、葉っぱ自体の製造原価はまだまだ露地の方が安いのだが、例えばカット袋詰め野菜ミックスを作ることを考えると、洗浄コストなどが露地野菜は高くそんなことを踏まえると、ずいぶんペイするようになってきた。栄養価に関してはマーケットの反応はまだまだ弱く、環境(サスティナビリ)への対応もまだまだこれから。
農民2500万人消失
みたいなこういう煽りですが、日本って農業人口は減っていますが生産量は下がってないんですよ。従事者減ってるのに生産高は上がっているので生産性は上がってます。農業従事者が減る=ピンチ みたいに言われ勝ちですが、農業者はきちんと機械化や新技術で補完してたりします。
農業が後進的だと考える方も多いですが、むしろサービス業の方が従事者が多いのに生産額は下がっているのでよほどまずいわけです。
中国もスケールの違う大規模法人がありますし、日本と同じような流れになると思うのでそんなに悲観的かなー。中央アジアの中国資本が参入してる穀倉地帯とかすごいですけどね。
消失して困ることは生き方や食の多様性が失われる可能性があることじゃないでしょうか。
ちなみにこの手の施設がメインになるためには穀物作って採算が合うようにならない限り無理でしょうね。