【最先端】脳科学が解明する、深い睡眠の「先」
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Philips(医療分野は元々行っていたが)が2018年に参入し、その動きに対抗してJ&Jがフィリップスの競合企業にあたるDreemに出資を決めました。Dreemがフランスの有望スタートアップだったのでフランス政府も裏で動いていたようです。
文中にも出てきますが、脳神経科学のスタートアップを自身で経営しているBryan JohnsonがSleepTechにはまっていて自身のウェブサイトで何を行っているか公開しています。
TwitterやSquareの創業者Jack Dorseyは自身のバイオハックの一環としてOura ringという睡眠計測のデバイスを使って睡眠の管理をしています。
PhilipsやJ&Jのような大企業の動きに加えて、こういった起業家自身の取り組みもSleepTechの推進に影響を与えてるかもしれません。
注目のコメント
睡眠特集1日目は、先を行き過ぎている研究や製品の事例をneumoの若林代表と星野さんに紹介してもらいました。睡眠不足や時差ボケ対策など身近な話題は、2日目以降にじっくり紹介していきます。
人類は昔から寝てきたわけですが、睡眠に関する科学的な研究は比較的最近始まったものです。脳科学の進展とともに、眠りの秘密が少しずつ、解き明かされようとしています。わからないこともまだたくさんありますが、出てきた研究成果を即座に商品化してしまう企業があるのは、とてもユニークです。
特集後半でもお伝えしますが、今、スリープテックの中でも商品が豊富なものの一つがセンシング、眠りの計測機器です。この記事で紹介したものは、その中でも脳波を測るタイプで、研究の現場により近いものになります。それにしても、民生品が学術研究にも刺激を与えるという循環はとても面白いです。眠りのビッグデータはきっと、宝の山でしょう。アップルが目をつけるのもわかります。ピンクノイズを聞くと深い眠りにつくことができるそうです。でも、ヘッドフォンを装着して寝るのは抵抗があります。
リラクゼーションサウンドを聴きながら寝れば済むことのようにも思えます。
ウォーキングなどの軽い運動をしっかりやれば、あまりいろいろ考えなくても深い眠りにつけます。