客数20%増!「ケンタッキー」超復活の仕掛け人
コメント
注目のコメント
なるほどなぁ。
ケンタッキーもV字回復に成功してるんですね。
マクドナルドにしても、吉野家にしても、丸亀製麺にしても、ケンタッキーにしても、外食産業って調子が悪くなると、すぐにしたり顔で、ファーストフードが時代にあってないとか、ブームが終わったとか、健康志向が云々とかって解説がされがちな印象がありますが。
実はこうやって丁寧にマーケティングを見直すことで突破口を見出せると、凄い勢いで復活したり、第2の成長フェーズに入ったりするのが面白いですね。
その分、打ち手を失敗したり、食の安全にかかわる問題が発生すると一瞬で信頼を失ってしまったりもするので、凄い大変な産業でもあると思いますから、中の人たちは大変だと思いますが。
外食チェーン好きとしては、改めていろいろ考えさせられる記事でした。ケンタッキーのブランド、マーケティング戦略は他外食店は模倣するべき点が多いと考えています。
単純にマスアプローチ→値下げをするわけではない。
商品に付加価値をつけ、体験価値を上げる→新規・既存顧客ともに客数と単価UPにつなげている。
マーケティング戦略を整理します。
▼ブランド想起:
特別感→日常にシフト
▼商品戦略:
期間限定商品と割安なセットメニューの「二層戦略」
500円のランチセットを開発
▼プロモーション戦略:
キャンペーン期間は長くする→販売期間中コンスタントに一定の量の広告を打つ
顧客層は若者に広げる
Twitter、TikTok、YouTubeなど
↓
ワクワクからの来店増
▼CRM戦略
経済インセンティブだけではないマイレージプログラム
"KFCアプリは「チキンマイレージ」が貯まっていき、ランクが上がるほどより多くの特典が受けられる仕組み"
#マーケティングトレース本件直接のコメントでなくて申し訳ないですが、こういうのを見ると、消費財(P&Gなど)とならんで、ファーストフード(マクドナルドなど)が、マーケターの人材輩出企業になるのがよくわかりますね。どう顧客分析してどう手を打つかで大きな差が生まれ得るので。