パウエル議長、利下げに前向き示唆－不確実性で見通し陰りと指摘

コメント

注目のコメント

• 枩村 秀樹

  日本総合研究所 理事

  ・2019年07月11日

  雇用統計は良好でも、あくまで遅行指標。雇用の動きに先行する各種統計に減速のシグナルが出ているので、当然利下げを検討すべきという見方ですね。
• Kato Jun

  ユーザベース SPEEDAアナリスト

  ・2019年07月10日

  先月の雇用統計が強くて利下げ期待が少し下がった中での今日の議会証言。その中で利下げ可能性も否定しない言及という印象。
  10年債利回りは昨日2.06%、証言前は2.11％くらいに上昇（債券価格低下）、証言で一時2.04％まで急低下、ただ今は2.06%とフラットに戻した状態。ドル円は108.9円→108.55円→108.65円という状況で金利差縮むので初期反応は円高。米株は反発し、ダウ+160ドルほど。日経平均先物は+60円ほど。（2310現在）。
  https://www.bloomberg.com/quote/USGG10YR:IND
  
  具体的には下記の言及。
  “Since [the Fed meeting in mid-June], based on incoming data and other developments, it appears that uncertainties around trade tensions and concerns about the strength of the global economy continue to weigh on the U.S. economic outlook,”
  https://on.mktw.net/2JzCFC5
• 永濱 利廣

  第一生命経済研究所 首席エコノミスト

  ・2019年07月11日

  雇用の最大化はほぼ達成されてますが、物価安定が不十分ということなんでしょう。
  FRBが最も重視するPCEコアデフレーターのインフレ率が、目標の2%を大きく下回ってますから。