厚労省、医師の勤務実態を調査へ 働き方改革検討、14万人対象
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やる事に意味はあるのでしょうが、いつまで実態把握をやり続けるのかという感じです。
もう医者が忙しいのはわかってるはずなので、解決策の提示が欲しいです。ここで使われる予算を病院のIT化、タスクシフトおよびそのために必要なポジション作り、看護師と医師の間に入るようなナースプラクティショナーの育成など、前向きな政策が必要です。
これ以上実態調査をして、どんな情報が欲しいのか疑問です。勤務の実態は、年代や診療科ごとの平均値や中央値で見えるものではない。病院、地域によって、大きく異なるのです。
にもかかわらず、平均点が算出され、調整が入るのでしょうか。様々な企業を一律の勤務形態に揃える取り組みをしているぐらいに無茶なことです。
数字遊びなら、やめるべきです。
医師の人数は限られています。医師を増やすために、医学部の定員を増やせば、8-10年後に医師の数は増えますが、医師の質は低下します。
診療看護師、Physician Assistant、医療事務、診療情報管理士。例えばこのような職種なら、2-4年で育成ができます。彼らの仕事はいま、日本ではそのほとんどが医師に課された仕事です。
実態調査の労力は、例えば、異国の取り組みの中に国家に活かせる仕組みがないかを調べる労力に変換されてはどうかと思います。まだ見ぬテクノロジーに夢を見るのもいいですが、もう取り組んでいる国があって、もううまくやっている参考書が数多くあるのです。医師の働く時間は今まで全く不透明でした。各施設で現在、2024年からの時間外労働規制にむけてまずは労働時間の把握から行っている状況だと思います。
現時点で調査を行うと、今まで認識されていなかった残業時間が浮き彫りになり、かえって勤務時間が長くなっているのでは、と想像します。